毎晩毎晩深夜夜な夜な歩き回って名前を呼んで。
昨日も夜中の三時にくまお!?と思って猛ダッシュした。
(たぶんボルトより早かったはずだ)
保健所、区役所、警察、愛護センター、清掃局いたるところに電話をして。
張り紙を用意してくれたシャ豚さん。
電柱とかにベタベタ貼り。。。。
自分も果てしなく折れてしまっているのに、
勝子母やエセをの話を毎日聞いて、大丈夫大丈夫を繰り返して。
そんな私が一番「大丈夫じゃない」と思っていた。
清掃局に電話したときに、近所で轢かれて死亡してる猫がいますと聞いていた。
形を教えてもらおうとしたけれど、轢かれすぎて「骨」しか残っていませんとの答え。
首輪はあったかどうか、怖くて聞けなくて、
「見にきますか?」と聞かれたけれど、
「かわいそうすぎる、けれど、うちの子ではないと信じます」と言った。
時間がたてばたつほど、生きている確率は低くなる。
過去うちにいたネコちゃんでさえ、4日で帰ってきた、しかもボロボロで。
6日目。
限りなく低くなっていく「確率」。
ほぼ家族全員がノイローゼ状態で、エセは昨日吐いてしまった。胃をやられた。
私も同じで毎日嘔吐の繰り返しだった。
「このまま1か月たっても帰ってこなかったら、
どこかで拾われて幸せに暮らしているって信じよう」とエセに言った。
出来ることはもうないほどにやれるだけやった。
パタパタパタチャリチャリ…
くまおが階段を上ってくるいつもの音が聞こえて。
え?
エセが「れいれいーー!!!」と半泣きで。
私たちがあまりに大声で叫んだものだから、くまおがびっくりして隠れてしまった。
帰ってきた。
帰ってきた。
帰ってきた!!!!!!
まだ落ち着いていないらしくて写真をうまく撮れないんだけど。
あのですね。
捕まえて抱きしめて泣いていたらですね。
あきらかに、「洗い立て」の香りがするんですよ!!!!!
爪もきれいに切ってありましてね?
あきらかに「僕セカンドハウスでお世話になっていたのよ」なのですよ。
張り紙見て離してくれたのかな…。
私はあまりにも驚きすぎて過呼吸をおこした(笑
いつものように、膝に乗ってくる。
お前どんだけ心配したと思ってんだよ、と思いながら、
フルボッコにするより先に涙が出て止まりません。
みなさま、ご心配おかけしました。
くまお、無事生還いたしましたー!!!
早速鬼のようなデカい首輪に取り替えて、電話番号記入しました。
「1000円もしたんだから!」エセも半泣き状態です。
落ち着いたらフルボッコケテイですわ。
おかえり。
ほんと、おかえり。。。。