生徒がみんなメールくれます。


「上がれました!」


ああ、良かったと心から思う。


「落ちました、退所します。」


わかっていても。

ズシンとくるコトバです。


一番下のクラスに私が最後にかける言葉は、

「この先のジャッジ(査定)がどんな結果であっても、それは、あなたたちの人生を否定される事ではなく、

落ちた人は、ここでは、”この場所では、今、必要”ではなかった、ただそれだけの事です。けれど、このチームでやるのは最初で最後、心の底から楽しみなさい。」


本当にそう思うんだよね。

それでもやっぱり「上に上がりたい」のは確実な事で、

かといって、上にあがって、例えばHPやら宣材が配られたとしても、

次の日から仕事が来るなんてありえない事です。


運も実力のうち。

そんな事も考える。


いつぞやか、もう私が辞めた学校の先生が

「なんで可能性のない子をいれるんだ!」と言ったと耳にして、

「可能性が無いなんて子はひとりもいない!」とキレてしまった事があります。


可能性0%は絶対にないと思う。

例えばミジンコ位の可能性でも、

あたしはそこに全力投球する訳だ。


今でこそ生徒が年上なんて事が無くなったけど、

私は20歳から「講師」をやっていたので、生徒が年上なんて事はもちろんザラにありました。


あ。私は17歳ですけど(もういいよな:*:・( ̄∀ ̄)・:*:)


その頃は生徒の焦りなんて感じられなかったけど、

今は感じられるようになった。

まだ来るはずのない未来に対しての、

しても仕方ない、「焦り」。


同時に自分も、色んな事があって、経験させて貰って、

キレたコトバにも「説得力」があると思うようになった。


あたしが好きな社長さんは言う。

「人間いい所を探そうと思ったら絶対にある訳ですよ。れいかさんはそこを懸命に見ようとしている。

こいつ、使えないかも、モノにならないな、って心のどこかでわかっていても、必死で可能性にかけようとする」


そうかも、しれません。


でももう一人のあたしが言う。


アンタが信じなかったら、誰が信じるの?


それもそうだ。

だってあたしにとって生徒は「宝物」なんだから。

だから「全力」で「誠心誠意」でへっとへとになるんだ。


どちらもあってる、そんな気がする。

でも、疲れ始めている自分が確実にいるのもわかる。

ふたりのあたしがせめぎ合ってる。

どちらもあっているのに。


そうだ、あってるんだ…。

そうか…。


今日は生徒がセッティングしてくれた、「飲み会」です。

今日だった事にも、きっと意味があるんでしょうね。


意味のない事なんて一つもないから。


んだば、ちゃんと化粧してパリッと「レイカ先生」に変身して行って来ます。

一緒に笑って一緒に泣いて来ます。


いってきま~す♪