ビブグルマン。。 | 麗人社の社長ブログ「アートな日々是好日」

ビブグルマン。。

こんばんは。

 
本日2度目の投稿、たまには
料理系も。ってたまじゃない
かも。SNSで知り合った人に
会うと、いつも食べてばっかり
やね、とか言われますから。
 
基本的にきれいなお姉さんが
横に座るようなお店にはまったく
行かないので、庶民的な寿司屋か、
焼鳥屋か、蕎麦屋に出没してい
ます。
 
仕事がトロいので毎日帰りが
遅い、行く店は遅くまで開い
てるお店となる。で、よく来る
のが、この北新地の蕎麦屋さん。
 
決して立ち食い系のように安く
はないんですが、元、加賀万と
いう店で修行した若い大将の
やってる蕎麦割烹なんで、蕎麦
も料理もメチャ美味いんです。
 
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メニューにはないけど、たまに
気が向いたら鯖寿司なんかも
作ってくれます。
 
よく食べるのは辛味大根蕎麦。
ここの蕎麦、何が好きかって
言うと、蕎麦が薄く細い。
 
これは僕の郷愁の味、徳島の
「橋本」という蕎麦屋に近いんです。
 
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たまに蕎麦を入れないバージョン、
江戸で言う「抜き」も注文。
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これは牡蠣蕎麦の「抜き」ですが、
基本の出しが抜群に美味いから、
牡蠣のエキスが相まって絶妙の
旨さ。これだけで日本酒3合いけ
ます(^.^)
 
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大将の福田さん。やたら真面目。
もっと若い修行時代は苦労した
んでしょうね。喋り上手ではない
んですが、奥底に素材と料理の
本質にこだわる姿勢が。
 
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これ、なんでもない揚げに九条ねぎ
を挟んで焼いただけですが、やたら
美味いんです。出汁醤油をかけて
食べますが、すぐ食べると舌を火傷
します。
 
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これは、セコガニの茶碗蒸し。
小さいけどセコガニの中身を一杯
分、丸ごと茶碗に。やたら旨味が
強くて、これでまた日本酒3合
いけます。
 
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あの…これ全部同じ日に食べて
るんじゃなくて、何度か行った時の
写真ですよ。
 
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これがやたら美味い鴨汁せいろ。
土鍋で数分はグツグツ煮えてる汁
に冷たい蕎麦をつけて。これもヘタ
するとネギで舌をやけどします。
 
 
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もう冬ですが、これは夏の蕎麦。
関西はよく鱧を食べますが、これ
も季節モノ。美味しいのは9月
あたりまでかも。山葵と梅で。
 
作り置きはせず、生の新鮮な鱧を
その場で茹でて。
 
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蒸し鮑はいつもあります。鮑って
やたら高いと思われるかもしれま
せんが、ここ安いんです。
 
極めつけはこの蕎麦。黄金蕎麦と
命名してますが、冷たい蕎麦の上に
カラスミを上からどっさり雪のように。
このフワリ感を大事にするんで、おろ
したおいたカラスミではなく、おろし金
で上からパラパラと。
 
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最初はカラスミの塩気だけで半分、

残りをツユで。そのカラスミ混じりの

ツユにトロッとした熱い蕎麦湯を入れ
た液体。。これでまた3合いけます。
 
都合一升近く飲む計算ですが、
僕は3日で一升が適量。
 
さて「やたら」という言葉を何回
使ったでしょう?(^^♪
 
小さいお店なんで、ほぼ大将1人で
こなしてます。僕が来る時間帯、
北新地のお姉さんたちが、いわ
ゆるアフターというやつで、
お金持ち風なおっちゃんとよく
来ます。
 
シメのメシ屋としては最高やと
思いますが、今年のミシュランの
ビブグルマンに選ばれたようで、
10席の小さい店がいっぱいで
入れなくならないことを私祈って
ます~♬
 
ほな。