ファイナルシーズン開始。

10月のある日、暦は駿河にある人物を紹介される。

彼女は忍野扇。暦の恩人、忍野メメの姪だと名乗る。

そんな彼女は怪異絡みの相談を持ってくるが、

それは暦が絶望を感じたある出来事に関わるもので…。

ついにアニメに追いつかれてしまった(笑)

いや、すぐ追いつくぞ

アニメの見方としては間違ってるかもしれませんが

アニメ先に見ちゃうと原作読むモチベーションが

ものすごく下がるんですよね、不届者なので。


まあそれはそれとしてファイナルシーズン。

阿良々木暦1年生の七月十五日。

その日を模した教室に閉じ込められてしまう。


ここで改めて登場した忍野扇ちゃん、

彼女の光のない瞳が全てを見透かしてくるようで・・・

結構怖かった。


期末テストに関わる不正の犯人を暴くために

臨時の学級会が開かれる。

それを開いた老倉育により

議長にされた暦くんの見たものは。


よくありそうで、でも確かな絶望を感じるだろう

修羅場の時間。

オチはある意味「何だそっちか」と思えるものですが

そこに至る修羅場の演出。

思った以上に尺をとってて

どうしようもない気持ちになります。


そこでちゃんと人に共感して

絶望できる暦くんは1番優しかったんだろうな・・・。


彼を本来の彼から逸脱させたもの。

そのきっかけとなった彼女。


そしてそれを暴いた後輩。


絶望の象徴のようなクラスメートの再登場により

阿良々木暦の高校最後の日々が始まる。


めっちゃ面白かったです。

48分のスペシャル枠による見事な演出。


今回は原作知らずに見られてよかった。

ハラハラしながら見ました。


さて、黒幕らしき少女の思惑は。


今回の名台詞はこちら。

「まだ楽になってもらっちゃあ

 困ると言ったんですよ 阿良々木先輩。」



悪役のセリフやん・・・1番ゾッとしました。

顔も含めて。


次回 2話 そだちリドル 其ノ壹


物語シリーズ 過去感想はこちらのページより。