震えるがいい。


日本中を震撼させた連続児童殺害事件。

犯人は脅迫状を送りつけ、世間を騒がせることを

楽しんでいるかのようだった。

かつて児童誘拐殺人事件を解決できなかった刑事、

巻島は左遷されていたが、本部に呼び出され

この事件の捜査に担ぎ出されることになる



豊川悦司主演で結構な話題になってたと記憶しています、

邦画サスペンス。

一応原作は既読でしたが詳細はほぼ覚えておらず。

改めて映画版を拝見しましたが・・・。


まあトヨエツありきの映画ですね。

いい意味でw 劇場型ではあれど実際は地道な捜査でした。

割と重厚な雰囲気で淡々と

物語は進んでいきますが

エンタメ性はしっかりとあったと思います。

内部の足の引っ張り合いに気を取られたり

犯人の捜査撹乱もありますが

やっぱりクライマックスのあのセリフはかっこいい!


まあラストはちょっと視点がブレましたが・・・。

「どんでん返し」がちょっとズレた感じで、

そこはもったいなかったですね。


でも各キャラは濃くてよかったです。

特に小澤征悦さんのクズ刑事がいい味出してました。

最後の表情がやばい。こいつが大逆転すんのかあと

ちょっと驚きました。


あと笹野さんの溢れんばかりの善人オーラが好きです

忠実で真面目で、見るとこみてて有能。

でも外見は普通のおじいちゃん。最高か。


部下でも上司でも家族でも知り合いでも

そばにいて欲しいおじいちゃんNo. 1ですね。


普通に面白いサスペンスでした。


もちろん今回の名台詞は

「震えて眠れ」


これだ!


次は海外ドラマ

SUPERNATURAL

シーズン5 第1話

「ミカエルの剣」の感想です。