ブノワ・ブランシリーズ第2弾

コロナで退屈するブノワ・ブランの元にある依頼が届く。

その招待に応じると、ギリシャのある島で

仲間内とのレジャーをはじめようとする大富豪、

マイルズ・ブロンに出会う。

だがその仲間の中にやや不穏な気配のする女性も。

「ナイヴズ・アウト」に続くブノワ・ブランシリーズ。

今回はギリシャの明るい太陽の下で起こる連続殺人。

ダニエル・クレイグはじめ

エドワード・ノートンやデイヴ・パブデスタ、

ジャネール・モネイなど錚々たるメンツでのミステリー。


どの人も成功してるようでなんかヤバそうで、

中心となる大富豪に金の無心したいんだろうな〜

という気配をぷんぷんにさせ、

特に大富豪ブロンに恨みを持つ昔の仲間、

アンディが不穏な空気を少しずつ残していく。


でも全体的には明るめ。


そしてこのお話、中盤である大ネタがばらされます。

ここから前半で丁寧に描かれていた状況の

全く違う姿が見えてきます。

ここがすごくワクワクしました。

そしてある人の視点が追加されてより謎がふかまり、

だんだん明らかに・・・


ラストになるとしっとりミステリーが

007になってて笑ってしまいました。

友情って脆いなー(棒)


世界を文字通り変えそうな重要アイテムや

コロナ禍といった社会性も入ってましたけど

その辺の扱いは途中で投げててただの

舞台の設定になってたのはちょっと残念ですが。


疾走感あるスパンとしたラストは面白かったので

それでよかったかな。


そしてジャネール・モネイさん、今回初めて見ましたが

大好きになりました。

美しさとかっこよさ、可愛さとクソ度胸、

全部持ち合わせてて最高です。


あと個人的にはブノワさんのパートナーが

ヒュー・グラントだったのがツボ。


知的ハンサムおじ様夫婦とか

大好物なので・・・


失礼。


次は海外ドラマ

SUPER NATURAL

シーズン4 第22話

「境界線を越える時」の感想です。


【ブノワ・ブランシリーズ 過去感想】

ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密