名優三人、真実はどこに。
保安官代理のディークはロスで起きた連続女性殺人事件の
捜査に巻き込まれる。
捜査を指揮する巡査部長のバクスターは
ふと知り合ったディークの経験と勘を買い、
捜査に協力求めるが・・・
犯人を追い過ぎて干された伝説の刑事デンゼルと
優秀な現役刑事ラミが組んで連続殺人鬼を追う。
そして得体の知れない容疑者レト。
淡々としてるけどそれを見せる3人の名優の渋い抑えた演技に魅了される。
はっきりとした結末があるわけでもなく
正義がなされるといったカタルシスがあるわけでもない。
残るのは起こしてしまった現実と
モヤモヤとした苦い後味。
リトルじゃないけど
「ありそうなこと」「ちょっとしたこと」
積み重ね積み重ねての結果は必ずある。
それはいいこととは限らないけれど。
まあ何度も見ないと味わいが出ないかな。
好きな人はすごく好きになりそうです。
俳優目当てで見てる私としては
ラミたんの追い詰められた表情に
グッときました。