マッツさんとの約束、果たしましたw

妻と別居中で元気のない毎日を過ごす考古学者、インディ・ジョーンズ。

ある日彼の下に友人の娘、ヘレナが訪れる。

彼女はインディが若き日にナチスから取り戻した

「運命のダイヤル」の行方を探していた。

ヘレナの父で友人だったバジル博士は

運命のダイヤルを破壊して欲しいと懇願していたのだが。

そして同時に、かつてインディにダイヤルを奪われた

元ナチス、フォラー博士の手のものが迫っていた。

インディ・ジョーンズ最終作、観に行ってました。

大阪コミコンにて宣伝にマッツ・ミケルセンさんがきてたので

フォトチケットとかは取れませんでしたが

登壇ステージは見られたのでw

其時「初日に観にきてくださいね」と約束したのですが

ちょっと遅れてwちゃんと劇場で鑑賞しました!


と言っても私はシリーズは最近1作目、そして前回のクリスタル・スカルを

劇場で見たくらいでしたが・・・。

それでもあの人が出てたりあの人が出てたり

あの人が悲しいことになってたことを知ったりと

シリーズの時間の経過を感じ、

ヒーロー、インディ・ジョーンズが人生の終わりに

近づいてるんだなと感じました。


序盤、AIにて若かりしインディ・ジョーンズが活躍。

現在色々と問題になりつつあるAI技術ですが、

この使い方は良かったと思いまし。

もう存在しない30〜40代のハリソンの新たな姿が見られるのは

やはり嬉しいですから。


そして時はすぎ、インディおじいちゃん79歳。

年を考えるとめちゃくちゃ走るし動くし、

乗馬姿はかっこいい。

頑張るおじいちゃんでめちゃくちゃ愛おしいです。

衰えは当然ですが、それありきで

応援したくなりました。

ただ脱がなくても良かった・・・ほんとにあれはいらん。


マッツさんは敵役の中で唯一意思を持ってましたね。

カリスマ性は抜群ですが、結構抜けてるので

怖さは薄いし、マッツさんじゃなかったら

もっと薄いキャラになってたと思います・・・

丸メガネは可愛かったです。


ただヒロインのヘレナは終盤まで全然共感できなかったです。

冷徹な女なのって言ってましたけど

やり方が下手すぎて敵を作りまくって

インディには迷惑をかけまくるし、なんなんこの女?ってなりますよ。

子供に優しいだけかな〜でもこの子もそんないい子でもないし;

終盤になるとみんな頑張ってたけどさ。

ただいい人になるならなるで

もうちょっと「お金より歴史」ってなった感情の変化を

見せてほしかったです。


全体的にアクションは王道貫いてくれました。

モロッコのカーアクション、めちゃくちゃ楽しかったですし。

埃っぽくも明るい路地をガンガン走って

ぶっ壊し回るのは爽快でした。


ラストには賛否両論あると思いますが。

私はヘレナの選択に拍手しました。


憧れに憧れたものに触れて、達観したじいちゃんを

ひっぱってくるのは若者じゃなきゃダメだと思うんです。

人生は一人じゃ続かない、一人じゃ終わらないから。


会えて良かった。


楽しい映画だったと思います。


次は海外ドラマ

LUCIFER シーズン3 第21話

「ライバル対決」の感想です。