滅びゆく地球で


汚染された地球をすて人類のほとんどが

すでに火星の衛星イオへと向かっている世界。

研究者の女性、サムはたった1人、

父の遺志をつぎ地球の再生の研究に勤しんでいた。

楽しみはすでにイオへ行っていた恋人との通信のみ。

そんなある日、地球人たちはイオから旅立ち、

地球へは数日後に最後の船を出すことになったと連絡が来る。


そんな彼女の元に、気球からある男性が降りてくるが・・・

あらすじを見ると萩尾望都先生の作品みたいだな〜と思って

期待しての鑑賞でした。


全体的に淡々としてましたね。

こちらも期待した通り

文学的な短編SFを目指して作ったのかな?

でも、淡々としすぎてました。


ギリギリな割には結構のんびりと

時間を過ごしてるのがちょっとおかしかったし

結局彼女がなぜあの選択を取ったのか、

自分の信じたものを貫いたからかもしれませんが


あの子はいずれ最後1人のこされていくわけで・・・


長い長い時の果ての希望は見出せた。


抑えた演技と淡々とした描写が

伝えたいことをあまり伝えられてない感じですね。

こっちが受け止められてないだけかもしれませんけど。


レイ・ブラッドベリのような

壮大な時の流れと移りゆくものの切なさ、

再生の希望を感じたかった。


鑑賞者の感性と知性が問われる作品です。。。


私は不合格でしたかね;;


次は海外ドラマ

GRIMM シーズン4 第4話

「祈りの力」の感想です。