特殊すぎる、性癖。
作家のバラードはある日自動車事故を起こし、
相手を死なせてしまう。
だがそれ以降、ある男に出会い、そして彼自身も
事故以降ある感情が芽生え・・・
映画化もした、特殊すぎる官能小説。ぶっちゃけ本当に意味がわからなかったです・・・
でもこの「行き着いた先の感情」は生々しくて
何かわからないけど凄みがあったと思います。
自動車事故への止まらない性的な感情。
無機物への、でなく事故へのエロティシズム。
性的な表現もかなり露骨です。
合わない人は本気で合わないでしょうね。
・・・私もちょっと合わない部類でした。
映画もあるんですよね・・・
映像になったらもう少し理解できるんでしょうか。
久々に文が視界を滑って入ってこない小説でした。
前に読んだ「ハイ・ライズ」と「殺す」は
結構面白かったので、バラード先生はまたいずれ
読みたいなとは思いますが。
次は海外ドラマ
ブレイキング・バッド シーズン3 第12話
「憎しみの連鎖」の感想です。