君の幸せのために

少年時代、初恋の幼馴染ケイリーに「迎えに行く」と

約束したエヴァン。

彼は少年の頃時おり記憶が切り取られたように

なくなることがあったのだが、優秀な学生となった今は

その症状も無くなっていた。

ある時エヴァンはケイリーの元に向かうが、

そこでは過去の悪戯により人生を狂わされた

ケイリーたちがいた。

過去に戻った主人公が、愛する人のために

何度も人生をやり直そうとするSF。


前々から一度見てみたいなと思ってたんですが

配信でなかったのでTSUTAYAにて。


何度やり直しても時には彼女が

時には自分が、時には別の幼馴染が不幸になり

その度にやり直してはより悪い方向へ。


そもそも暴力的な兄や

性的虐待するクソ親父など、ケイリーの周りは

不幸要素だらけだったしね;;

物語の始まりから彼女が幸せになれる予感が

しないのです。


そのうまくいかない状況が

SFなのにリアルに感じて。

ケイリーよりむしろエヴァン本人がどんどん壊れていく感じが・・・


そしてその過程で、少年期の記憶喪失と繋がり。

ということはこの繰り返しは最初から・・・?


そして不幸はどこから?


そこに一つの答えが見つかります。


繰り返しの果てに主人公がした選択は

本当に切ないけど、この健気な選択は

すごく好きです。


没になったラストも見ましたけど、

やはり採用された本ラストが一番よかった。


面白かったです・・・!


次は海外ドラマ

ウィッチャー シーズン2 第6話

「親愛なる友へ・・・」の感想です。