巨大ロボットと少年。

冷戦時代のアメリカ。

9歳の少年ホーガースはある夜、巨大なロボットに遭遇する。

交流を続けるうちに、彼には優しい心が芽生えていくが、

政府の人間の手が近づいてきて・・・

巨大ロボットと少年の出会い、友情、そして別れ。

王道中の王道、どストレートに涙腺をしばきにかかる。


ちょっとキャラクターデザインがなつかしめで

子供らしさや大人の対応に

イラッと感じる瞬間もありますが・・・。


いい大人とあかん大人の対比も非常に良し。

ホーガース少年より、ディーンのかっこよさに惚れました。

いいですね〜ぶつくさ言いながらも

受け止めてくれる優しい大人。

子供に好かれる素敵な大人です。

日本語吹き替えが井上和彦さんだったんで

急遽もう一回いいとこ鑑賞。


あかん大人代表の政府の調査員は

最初から最後まで嫌なやつでした。

子供を犠牲にしようが他者を犠牲にしようが

自分の考えに固執し、最後には原子爆弾まで

使わせる。

わかりやすい悪役ですね。


そしてロボットの素朴に見えるけど

かなり精巧に動くアニメーション。

これは感動しました。


少年に心を育ててもらい、心のままに

大事なものを守る。

ホーガースの教えも本当に良かった。

「殺すのは良くないけど、死ぬのは仕方がない」

「考えられるのは心があること」と。

簡にして要を得る大事な教えでした。

これが伝えられるとは、

ママさんの教育も素晴らしいんだろうな。


穿ったところのない

友情と命の尊さを学んだロボットの

優しく、そして哀しい選択。


王道だけに本当にまっすぐな感動をいただきました。


ベイマックスにもつながるなあ。


さすがの名作です。


レディ・プレイヤー1にも登場してましたねw

こっちももう一回見よ。


次は海外ドラマ 

LUCIFER シーズン3 第16話

「地獄のモルモット」の感想です。