愛はいつもそこにある

7歳の時事故で母を失ったケイティ。

作家である父は事故の後遺症に苦しみながら

最愛の娘に物語を遺す。

25年後、問題を持つ子どもたちを支えるソーシャルワーカーと

なっていたが、トラウマから人と愛を深めることを

避けるようになっていた。

ある日、父の本のファンであるという青年と出会い

恋に落ちるが・・・

キャスト目当てで見てみました。

過去と現在の物語を交互に見せる演出。

これが正直うまくいってるとは思いませんでした。


父親からの愛情はこれでもかというほど

感じるのですが、

その愛をなぜケイティが失ったのか。

それが現代のケイティにどう影響したのか。


ケイティを父親から引き取って養女にしようと

躍起になる伯母さんが

成長過程でなんかやったのか。


序盤の事故で両親が言い合いしたことも

なんか関係あるのか。


結局は恋して、でも寂しさから裏切ったりするし

なんで前を向く気になったのか。


心理描写のつながりが非常に薄く感じ

ただ過去を流しただけ、現在を流しただけと

行った雰囲気です。

キーアイテムになりそうだった遺作

「父と娘」もほとんど触れられてないし。


悲劇の空気を纏いながらもいいパパであるラッセル・クロウ、

傷ついた美しい女性のアマンダ・セイフライド

普通に優しくていい恋人なアーロン・ポールを

見られてよかったかな。


ハズレとまでは言わないですけど

薄味です。


次は海外ドラマ

GRIMM シーズン3 第22話

「ブロンドの罠」の感想です。