14歳のスパイボーイ、爆誕。

14歳の少年、アレックス・ライダーは

親代わりだった叔父、イアンを事故で亡くす。

しかし注意深かった叔父がシートベルトを

閉め忘れて死んだことが腑に落ちず、

アレックスはイアンの事故車を探り当てるが、

そこからアレックスはイアンの秘密に

たどり着いていく。

荒木飛呂彦先生の表紙&イラストの

主張が強すぎて読んでいる間も極彩色の

イメージが離れなかった本作。


ジュブナイル小説として結構人気の

シリーズですね。映画、ドラマ化もしてました。

今やミステリー作家の大家

アンソニー・ホロヴィッツの作品。


するっと読みやすい少年スパイもの。

少年と言いつつ

成人男性なみの訓練は受けるし

ガチに何度も死にそうな目に合うしで

展開も早くなかなか面白かったです。

少年視点なのでマイルドになってますが。


主人公アレックスが少年らしさを

残しつつも異様に冷静でかっこいい。

才能はあれど天才肌ではなく

英才教育の結果なところがまたいいですね。



ドSなヴィランがわかりやすく悪者で

不気味だけどちょっと物足りないかなと

思ってたら、もう1人味のある大人悪役がいて

ラストに続編への余韻が。  


こうなるとドラマも気になりますねー。

吹替は花江・下野の鬼滅コンビだし。

でもU-NEXTなのて…TSUTAYAにないかなあ。



次は海外ドラマ

LUCIFER シーズン3 第9話

「シナーマン」の感想です。