ドラキュラ誕生のアクション映画。

15世紀、オスマン帝国の侵略を恐れる国の領主、ヴラドは

オスマンの使者が惨殺されているのを発見する。そこには蝙蝠をしたがえた

不気味な化け物がいた。

一方、使者が殺されたことで帝国はかつてヴラドがされたように

少年たちを、そしてヴラドの息子を人質にと要求する。

国のため、だが息子を見捨てられずヴラドはある決意をする…。

今回もネットフリックス駆け込み視聴でした。悪い癖ですw

以前から気になってたルーク・エヴァンス主演の作品。

話は非常にシンプルで、敵には苛烈で国と家族は命がけで

助けようという「英雄」の物語。

 

選択肢のない良き父親。

ルーク・エヴァンスのイケオジっぷりもあいまって

普通に良い人でした。

まあ領主としては間違った選択をしてますが。

もっと歴史的な話のなのかと勘違いしてましたけど

ちょっとダークなファンタジー・アクション。

そこまでグロくもなく悲劇性もシンプルで

気軽にみられるタイプの作品です。

「例の串刺し」もお尻からじゃなくてよかったーー;;

蝙蝠の使い方がすごくかっこよくて

普通に飛ぶより胸熱です!

 

今回はヒロインというか奥さんが良かった!

化け物になってしまった旦那さんを

恐れず最後まで愛し支え…。

先日の「ルイの9番目の人生」で好きになれない美人ママを

演じてましたサラ・ガドンさん。

今回はきっちり良妻良母でした…。(賢母ではない)

美しかったです。

だからラストで…ちょっとほろりときました。

調べてみるとこのサラ・ガドンさん

マーガレット・アトウッド原作の「またの名をグレイス」主演!?

俄然気になってきました!

 

作品内で納得いかないのは

復讐のために領民たちを

「巻き込んだ」ことかな。

重ねて言うけど領主としては間違ってますから;

最後落とし前はつけてましたけど

つけられた方は辛いな…。神の道からはずれたわけだし…。

 

90分、普通に楽しい映画でした。