ハインライン「輪廻の蛇」の映画化。

ある爆弾魔を追い詰めた男が爆発に巻き込まれ

顔を変えて生き延びる。男は時空警察。

爆弾魔を追って過去を未来を旅し任務を果たしていた。

そんな彼は最後の任務のため1970年の

バーでバーテンダーとして働いていた。

そこに一人の青年が現れ、数奇な人生を語り始める。

 

 

 

 

タイムパラドックスのしかけが緻密に伏線として

見せられ、難解ですが。

「男」と「青年」のことが分かると

その運命の奇妙さと

たまらない切なさに締め付けられます。

愛した人、捨てた人、生まれた子供、

そしてそのすべてを実行した人…。

すべてが、まさか…。

ここに拒否反応を感じる人もいそうですが

私はハマりました。切ない。

 

実際爆弾魔を把握できてないことも多いですし

一回の鑑賞では理解の難しい作品です。

 

この物語を終えた先、彼の中に流れる

時間の先にはいったい何が待っているのか。

それを予感するとさらなるつながりが…

恐怖すら感じます。

 

こういうギミック映画というか

タイムパラドックス系、ものすごく好き。

 

イーサン・ホーク、サラ・スヌークの両名も

素晴らしい。

特にサラ・スヌークさん。

いい表情をします…。

 

 

 

 

原作もぜひ読みたいと思いました。

 

次は海外ドラマ

クリミナル・マインド シーズン1

第4話 「白昼のレイプ・キラー」の感想です。