こちらも順番バラバラですがコンプリートしたので

最初から感想を。

第二次世界大戦中、あるユダヤ人収容所で

一人の少年が母の死と引き換えに巨大な力に目覚める。

同時期、アメリカのある裕福な家庭の少年は

青い肌の少女に出会う。

そして数十年後、青年となった二人は

運命的な出会いを果たすことに…。

プロフェッサーXとマグニート、

二人の若かりし頃の出会いと別れの映画。

ジェームズ・マカヴォイの

お坊ちゃんなチャールズも

マイケル・ファズベンダーの

人間不信なエリックもとっても魅力的でした!

 

お互いに人間とミュータントの関係の

齟齬に悩まされ、ある敵をきっかけに

別々の答えを出す。

人間てどうしていつもいつも

違うと思ったら殺そうとしたり

管理しようとしたりするのかな~??!!

シリーズの定番でもありますが

人間の集団の胸糞悪さがきつい!

ナチスもアメリカもソ連も

結局は集団になると同じなのかと思ってしまう。

もうちょっと早く他者の命を思いやれたら

死ななくていい人も

戦わなくていい人も多かったよね…。

そんな風に思わずにはいられませんでした。

でもそんなとこがこのシリーズの最大の魅力です。

 

でも今回はそのせいで

二人が袂を別ってしまうまでですから…

切ない。

まだ髪もあり歩けるチャールズの足を奪ったのは

こいつだったのか…。

ミュータントやスカウトの特訓を

仲良くやっているシーンがほのぼのするだけに

辛いエンディングでした。

ちなみにこの映画ほんとちょい役で

ウルヴァリンも出てきますけど

ゼロのエンドより前の話なので

あのウルヴァリンはまだアダマンチウムの

骨格もなく、ケイラにも出会ってないし

…ん?まだお兄ちゃんと二人で行動してた時代か?

サイキックアクションとしての映像美は

素晴らしいです。

特にマグニートの大技は見もの!

 

次は海外ドラマ

グッド・オーメンズ 第3話 「不和」の感想です。