ドラマ化もされてましたライトなミステリー。

宝生麗子は国立市の刑事。

自意識過剰なお坊ちゃん上司の風祭に精神を

削られながらも日々事件と奮闘する毎日。

そんな彼女は実は宝生財団のお嬢様。

毒舌な執事の影山にリムジンで送り迎えされていたが、

ある時事件の話をしたところ影山が

「お嬢様の目は節穴でございますか」という

毒舌と共に推理能力を発揮する。

 

普通に面白いライトなミステリーです。

麗子さんと影山さんの敬意のあまり見られない

掛け合いを楽しみつつ、事件をさらっと解決。

というか影山さんが真相を言ったまでで終了。

読みやすいけどあっさりすぎでもありますね。

 

麗子さんは多少我儘なお嬢様の部分も

ありますけど、社会的には十分まともで

全然まともじゃない風祭警部の方が

ヤバイ。

結構ファンタジーな設定でもありますww

 

ただ、これが本屋大賞と言われると…

…???という気分ではありました。

好みの問題だとは思いますけど。

 

事件もトリックもふうん、そうだったんだー。

という程度…の感想です。

まあ確かにドラマ向きです。映画化もしてたし。

 

…もう1冊あったから続きもたぶん読みます。

個人的には可もなく不可もないユーモアミステリーでした。

 

表紙は大好きな中村祐介さん。

帯に隠れた部分もいい味出してますね。おしゃれです。

 

次は海外ドラマ

HANNIBAL シーズン2

「Naka-Choko(中猪口)」の感想です。