フランス版シャーロック・ホームズ

お笑いパスティーシュ。

名探偵ルーフォック・オルメス。

オルメスはフランス語読みのホームズ。

ルーフォックは「少しいかれた」という意味。

文字通りちょっといかれたホームズが

数々の難事件をかろやかに解決していく…

 

…軽すぎですがww

忠実なる助手が出ては死に出ては死にで

とっかえひっかえのホームズなんてありえない!

と思ったりもしますが

まともに読んだら負け。

なんでやねんと突っ込みながら読むのが

関西人にはむいてます。

 

各6ページほどの

ショートコントなミステリ集。

まともなトリックを期待してはいけない。

脱獄にかたつむり、

自転車のスポーク代わりにタコ、

脱獄には本物の幽霊の白いシーツ、

吾妻ひでおさんの不条理日記状態ww

ひげの色を白黒にしてたら

二重人格になった話がツボ。

ダジャレや慣用句まで真相になってしまいます。

 

何も考えてはいけないミステリww

さらっと笑えて私は好きですw

 

こんな感じの真鍋博のイラストが似合いそうです。

無関係だけどww