羽生君、宇野君、金銀ワンツーおめでとうございます!!

という日ですが空気を読まずにこちらの感想を。

 

友人のお勧め。「グロ表現は抑え目の心霊系ホラー」という

リクエストにこたえてくれたものです。

 

1971年のある田舎の一軒家。

そこに5人の娘を持つペロン一家が越してくる。

にぎやかに新生活を始める一家だったが、夜中に家中の時計が

同じ時刻で止まっていることに気づく。

そしてなぜか家に入りたがらなかった愛犬のセイディが死に、

それを皮切りに奇妙で怖ろしい出来事が次々と起こり…。

 

 

「悪魔」というキーワードのおかげで一歩引いた目線で見てしまいますが「来るぞ来るぞ…」というタメがとてもうまく見せていて、

なかなか決定的な瞬間を見せないのがすごくドキドキしました。

一番怖いのは最初にオルゴールを回して幽霊が出てくるのを待つ

シーンですね。絶対来るぞ…というあのくるくる回る鏡とかくれんぼが

異様に怖かったです。

でも全体的にとってもいい家族映画だなと思いました。

ペロン一家ももちろんですが、超常現象の研究家ウォーレン夫妻の

とっても優しい家族関係が伝わってきて、

悪魔を祓うクライマックスは緊張感と共にほろりと来ました。

 

実話をもとにしてるとのことですが

悪魔祓いなどのシーンで思うのは「聖書の言葉ってちゃんと効くんだなあ」ということ。効くところを見るとちゃんと「悪魔」なんだという

説得力がww

日本だとたぶん効きませんね;;

大体日本の死霊悪霊はキリスト教徒じゃないから。

 

王道、かつ品のあるホラー映画でした。

こういう映画なら私も全然大丈夫!!

 

お勧めしてくれた友人の慧眼に感謝です。

 

おまけですが冒頭のアナベルの「Miss me?」に

モリアーティか!と思うのは私だけではないはず。

こちらは「会いたかった?」ですが死霊館は「私を忘れたの?」と

訳されてました。ニュアンスだいぶ違ってて面白かったです。