先日から騒いでますホラー映画。
やっと感想です。
1989年のデリー。そこでは子供が行方不明になる事件が相次いでいた。
ビル・デンブロウはその日弟のジョージーに紙の船を渡す。
インフルエンザが治りきっていなかったのでついていくことはできなかったが、
ジョージーは喜んで雨の中船を走らせに行く。
快調に走る船は、そのまま側溝の下へ。
慌てたジョージーが側溝をのぞき込むと、そこに「それ」がいた…。
もんのすっごく
面白かったです…!!
序盤のジョージーがお兄ちゃんに「ありがとう」ってハグするところから
子供たちの可愛さに悶えっぱなしでした。(つまり全編)
この後のことを考えると可哀そうで泣けてきますけど;;
だから、ペニーワイズには怖いというよりは
時々ホラードッキリをしかけてくれている、という感覚。
この映画の感じ方としては絶対間違ってます;;
旧作とは少しずつキャラクターの役割に改編があって
そこがまた面白かったですね。
(どちらが原作に沿っているのかは知りません)
特に驚いたのは紅一点のベバリーちゃん。
すごく大人びてて爽やかな色気のある女の子になってました!
父親がさらに屑。明らかに性的虐待してるなと思わせる。
父親にいやらしく触れられた髪を泣きながら切って、
そのあとで男の子の前で下着姿になって水に飛び込むという
けしからん美少女でした。(自分の中の女を振り切ろうとしてたのか)
可愛さと色っぽさが絶妙に混ざってた…。
確かに旧作のおさげの素朴な女の子だと
ビッチ呼ばわりはできませんね;
ラストでペニーワイズが父親の顔を出して怖がらせようとしてましたけど、
全く恐れず刺した男前でもあります。
リーダーのビルはまた美少年…。
吃音がだいぶ強調されてた印象です。
弟のことを心から大事に思ってて、ペニーワイズに会うより
家に帰るほうが怖いと自分の罪から逃げない覚悟が素晴らしい。
太っちょのベンくんが旧作と違い
町の過去を調査した役。すごいできる子ですね。
ベバリーへの初恋も、控えめな思い方でまたロマンチックで。
ベバリーがビルをほんのり思ってるのも分かってて、
少年の甘くて苦い初恋を感じます。
応援したい…!
他エディ、スタンリー、リッチー、マイク
それぞれにキャラクターが立ってて
ちょっとけんかもしたけどみんな仲良くて
それぞれに恐怖に打ち勝ち壁を破ります。
クライマックスのリッチーの成長はガッツポーズしちゃいました。
ペニーワイズは余裕あったけど、
最終的にはまさにフルボッコ。
炎の中でダンスとか、フィルムから3Dとか
見どころもたくさん。来るぞ来るぞ…キターーー!!!
の繰り返しが楽しくてもうwwブルーレイ買っちゃおうかな??!!
先日書きましたけど伊藤潤二先生の実写版もいたしww
最高に楽しめて驚けて泣けました。
怖くは…なかったです。すみませんでした。
第2章、楽しみにしてます。
旧作の感想はこちら