遅くなりましたが、最後のローガン感想です。

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2029年、ミュータントが生まれなくなって25年。
かつてウルヴァリンとして戦ったローガンは、老いとともに回復能力も衰えた身体を抱え、
認知症を患うチャールズ・エグゼビアを匿いタクシーの運転手として働いていた。
薬がなければ能力を暴走させてしまうチャールズは、ミュータントと交信したというが、ローガンは信用していなかった。
そんなある日、ある看護師から少女を匿い、運んで欲しいという依頼を受ける。
しかし間もなく看護師は殺害され、ローガンは止むを得ず少女ローラを連れ出すが、彼女はローガンと同じアダマンチウムの爪を持っていた。



痛々しく老いたローガンの姿が胸に刺さる序盤。
チャールズの要介護状態がまた痛々しく、しかしチャールズを大事に抱き上げるローガンに、
慕っているんだなと温かい気持ちにもなり。
(あと軽く抱き上げられる筋力が介護職としてこっそり羨みもしました(^◇^;))
ぐるぐると寂しさを感じているところでローラ登場。物語が加速します。

さてこのローラ、マジでローガンの娘なんですね。あまり予習せずに見たのでびっくりしました。
この子がまた強い!ローティーンの女の子が強いのはトゥモローランドのアテナちゃんですごく萌えポイントだと思ってましたが、


アテナの洗練された優雅な強さと違う
野性味のある強い美少女。
前半全く話さないことと相まって神秘的なカリスマ性があり、大興奮。 
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目力がすごい。美人になる!今も綺麗ですけど( ^ω^ )

R指定かかってるので首や腕が飛ぶシーンもありますが、よりカッコよく感じました。
そんなローラちゃんがローガンとチャールズに徐々に心を開いていくので…更に。

ギリギリの逃避行のなかでそんな心のふれあいにほのぼのしてたらまた急展開。
死亡フラグたてまくりながらたまたま会った親切な一家に出会います。
でもやはり予想通りに襲撃を受け(TT)
ここらへんウルヴァリン一作目の老夫婦を思い出します。
そして…衝撃の別れが!
ここで思ったのですが「エリックが何故助けない!」ですね。フューチャーアンドパストは見てないからこの辺何があったかは分かってません。
それにしてもこんな最期…と驚愕しました。

その後のローガンの八つ当たり。悲しすぎました。
ローラちゃんもここで「守ってあげないと」って思ったんだろうな。
そこからはツンデレ親子に生まれていく絆と、
ローガンが最後の力を振り絞って残した未来の希望に涙するのみでした。

ローガンのラストシーンは、確かなものを残し、漸くやってきたものを厳かに迎える悲しくて穏やかで、荘厳なものとなっていました。
そして、ローラが彼の標にした1つの行為。
「おおっ」ってなりました…(←語彙) 

十数年を駆け抜けたヒーローのラストシーンとして何もいう事のない素晴らしい作品でした。

ヒュー・ジャックマン、そしてパトリック・スチュワートのお二人に心からの感謝を捧げます。
ありがとうございました。そして、お疲れ様でした!

X-MENはまだ続くようですがこんどはどこの分岐点からのお話なんでしょうか?

どちらにしても未視聴のファーストジェネレーションとフューチャーアンドパストを見てから、かな。