かの有名なホラー映画です。
大分前に買った古本福袋に入っていた一作。
 
由美は気乗りのしない合コンで、友人の陽子におかしな着信が届くのを知った。
それは陽子自身の携帯番号から二日後の日付で送られており、
本人の悲鳴が流れてきた…。
そして二日後、陽子は同じ声を上げて死ぬこととなる。
 
チェーンホラーですね。
こういう理不尽な状況は日本ホラーの真骨頂かな。
ちゃんと怨念の元となる存在はいて、そしてギリギリの邂逅、対決、解決、と思いきや…。
ストーリーラインはリングとほぼ同じ。
ホラー映画の定型なのかな。
その中でも携帯という小道具と、
いきなり首を捻り折っての殺害という思ってもみないグロさに驚きました;;
そしてわりとヤな奴の多い人物設定。
 
ドキっとさせられ嫌な気分になり、最後に驚かされてと
一通り楽しんだとは思うんですが。
リングのような衝撃は薄かったです。
どうも締めが弱いのか…。
貞子ほどの魅力を持つ霊はなかなかいないものですね。
文章上でも。