今日は朝から雨ふりの一日です、書類の整理をしていると一枚のレイキ実践者からの感想文を発見しました。
その感想文はコロナ過にいただいたものです。新型コロナウイルス(COVIDー19)は2019年12月初旬に中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから、わずかの期間でWHOからパンデミックが宣言されて世界的な流行となりました。日本では2020年1月に国内で初めての感染者が確認されています。その後多くの感染者が拡大して約3年3か月にわたる猛威に苦しみました。
今日ご紹介するのはちょうどその頃にいただいた緩和ケアでお母さまをお見送りをされた感想文でした。
感想をいただいた方はコロナ感染拡大前にレイキを学ばれている方です。匿名でご紹介させていただきます。
コロナ感染拡大の折りにはレイドウレイキは遠隔ヒーリングのご要請を受けて多くの回復事例を経験しました。
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8月に帰省した時は元気だった母・・・
9月後半に急にお腹が張って苦しいというので、医大で検査を受けたらそのまま入院になりました。
検査結果は腹膜幡種を起こした末期の胆嚢癌・・・病院で出来ることはなく・・・余命宣言2か月との診断。
ホスピスの選択肢もありましたが、コロナ禍で面会するには毎回8000円のPCR検査を受けて2時間後に陰性なら面会30分・・・危篤時にそんな事をしていたら間に合わない、家族で看取ろうと在宅での緩和ケアを選択しました。食事もとれず、水も飲めない状態で・・・どんどん弱くなっていく母・・・歩くことも立つことも出来ない、オムツもポータブルトイレも痛がるので2~3人で抱えて1時間おきにトイレ・・・家族全員が寝不足となる。
飲み食いしていなくともお腹で出血があるためトイレにはまめに行きたがりました、そうすると動いたせいでトイレから戻ると激痛で苦しのに最後までトイレ以外での排泄の選択は断られました。
訪問してくださるお医者さんや看護師さんは良い方ばかりで有難かったですが…緩和ケアってなんでしょう?
往診を受けるたびに相当痛そうに苦しがっていました。
家族に看護師がいたので担当医からネットで指示を受けて痛み止めや安定剤等の注射が必要な時に打てたのは幸いでした。痛み止めが効いているかは疑問でしたが・・・
家族に看護師がいてくれたことは本当に助けになりました。
私は昏睡状態の母にレイキをひたすら流しました。すると不思議なことに9時間後に意識を取り戻したのです。
まる1日言葉は話せない状態でありましたが翌日には言葉も戻ってきたのです。
長年看護師をしている家族もびっくりして、あの状態から目覚めた人を初めて見たと・・・
お医者さんも驚いて、こんなこともあるのね!?予想外だわ・・・よほど心残りがあって戻ったのかしらと言われていました。たぶんレイキで戻ってきたと私は確信しています。
臨終となって、苦しいままあの世に逝ってしまうかもしれなかったのに、最期に良きひと時を過ごせたことは家族にとりまして良きお別れができたことを今では緩和ケアサポートができたかと微笑んでいます。
しかし母の苦しみ様を見ていると在宅にしてよかったのかと思ってしまうことも否めません。
水を数的飲むのさえ激痛で亡くなる前の晩は「水をごくごく飲みたい」と言っていました。
ずっと苦しそうだった母も最期はいつ息が止まったのかさえ分からないほど安らかに旅立ちました。
懐かしき母のアルバムを見ながら懐かしくその時の情景を思い浮かべております。
いつもありがとうございます。