と今日のレイドウレイキ第1段階は二か月間待っていただいた男性と女性受講生の一人づつの参加でした。
ランチタイムに小川先生から「青木先生、はりきってますね」と声をかけられました。
予定していた午前のレッスンがかなり押して、結局いつも通りの13時からのランチとなったのです。
今日はレイキの歴史のことをいつも以上に熱く語っていたようです。
私の著書「ヒーリング・ザ・レイキ」にもレイキの歴史や貴重な資料を掲載しています。
1999年の当時としてはあまり知られていなかった踏み込んだ内容まで掲載していたのですが、インターネット社会になって何でも表現したり調べたりできるようになったので、今ではある程度世界的にも知られて来た内容です。
しかし、言葉を通してレイキの歴史を語る時には、その当時のそれぞれの先生方の熱感、志が入って来て力が入ります。
歴女という言葉もありますが、歴史的なものや根拠となるデータというのは男性の方が求める傾向にあります。
女性は、もう「お試しコース」や「レイドウレイキヒーラー養成コース」を学びに来た時点で、これを得たいという直感と受け入れが働いていることが多いのです。そういう意味では女性はヒーリングのエネルギーをすでに受け入れています。
男性は、疑念を持ちながらも不思議な世界への探求心が働いてレイキの世界に入ることが多いように感じます。
今回の男性受講生の方は、過去にレイキティーチャーまでを学んだ経験があり、さらにレイキの歴史や深いところを探究したいとの朝の挨拶でしたので、ついつい、長く話してしまったのです。
レイドウレイキに限らず、ヒーリングやスピリチュアルの世界は一般的に女性の方が圧倒的に多いですが、レイドウレイキは、比較的男性の受講生の割合が多かったかもしれません。
しかし、面白い事にレイキ施療に関しては、男女比はそれほど差が無いのです。ストレス社会の中でレイキヒーリングの時間を自分の止まり木として立場や肩書を横に置いてホッと自分に戻れる場所として活用してくれています。本当にこういう場所があってありがたいと言っていただけます。
レイキは世界中に広がって実践者(プラクティショナー)がいます。海外のレイキ実践者も発祥の地、日本へ来たいという憧れを描いてくれています。新型コロナの状態で現在は自由に来日は叶わないですが、すでに来年には来たいというお声を聞きます。
さらに、2022年にはレイキが生まれて100年の時を迎えます。
それを思うと、受け継いで来てくれたレイキ師範やレイキマスターがいてくれて、今につながっているんだということを実感として感じ、感謝の気持ちが自然と湧いてきます。私も伝える一人として2022年にも生存していたらレイドウレイキ30年間の節目を迎える事が出来ます。
話は少し変わりますが、私は「ヒーリング・ザ・レイキ」出版の頃には、大正時代から昭和まで日本の中で受け継がれて来た心身改善臼井霊気療法についての、歴史や関わった人達、伝統霊気技法などについて出会いもあり、そういう古典について知識や技法など伝統霊気(トラディショナルレイキ)という分野になりますが、色々と研究もしてきました。
それを「伝承霊気研究会」として提供もしました。
しかし、その後に川崎のヒーリングセンターで東日本大震災に遭い、今回の新型コロナの自粛以上に何も出来ない時期を過ごしました。
その時に、自分が何をしたいのかを問う機会があり、やはり自分はレイキの実践をしたいのだと原点に戻っていきました。
思い返せば、1994年に千代田区の水道橋駅付近にヒューマン&トラスト研究所ヒーリングセンターを初めて作った時にも、レイキ療法専門の場所としてレイキヒーリングを提供しました。その時にも、レイキ伝授のセミナーだけでなくレイキ施療もしていきたいという思いでその両輪をするべくヒーリングセンター設立だったのです。その原点を、東日本大震災は思い出させてくれました。
その数年後に、現在の大井町にヒーリングセンターを移転して、思い描いた通りのレイキ施療と少人数でのレイドウレイキセミナーの両輪で運営をさせていただいて今日に至っています。
6月は自粛による2か月間のお休みもあり、セミナーが多いですが、7月からはまた直接のレイキ施療のご予約も受けとれるようになると思います。
どうぞ、ひと時、心身共に安心して力を抜いてリラックス、そして充電の時をお過ごしください。
いつもありがとうございます。