レイキのご縁に深く感謝申し上げます |  レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

 レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

東京都品川区大井町レイドウレイキ主宰、ヒューマン&トラスト研究所
レイキ専任でいよいよ32年目を迎える、レイキヒーリング施療とレイキヒーラー養成講座。信頼のレイキ療法、西洋レイキと伝統霊気の融合であるレイドウレイキの活動。

1999年6月に出版しました「ヒーリング・ザ・レイキ」をお読みいただいた読者より感想コメントがアマゾンに投稿されていました。同じレイキの使い手として、この書で伝えたい真意のご理解いただけることに深く感謝を申し上げたいと思います。

著者として有難きメツセージと受け取り、投稿された無名無学さまのご了解を得ておりませんが本日のブログにて紹介させていただきました。ご縁に感謝すると共にこれからも益々レイキの道に励んでまいりましょう。

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最近、西洋レイキのティーチャー資格を取った者です。

レイキ関連書籍を読み漁っていますが、本書は技術的側面の紹介は控え目で、著者や、その他のレイキ経験者の体験談が豊富です。
神秘体験を経ながら癌をレイキで克服した著者を始め、各個人の人生にとってレイキヒーリングがどのような意味を持っているかというのを感じ取ることができます。
「癒しの手」や「癒しの現代霊気法」はセミナーの講習テキストのような性質が強く、技術の紹介が中心ですが、これらの本では結局レイキを学んだらどうなるのか、どう人生に関わってくるのか、ヒーリングとは結局何なのかという面が伝わりにくい弱点があります。
体験談の豊富な本書は、ある意味、レイキの一番言語化しにくい部分を言語化してくれているのかもしれません。
読むと心が温かくなる、レイキ関連書籍の中でも最も推奨したい本のひとつです。

個人的にはレイキ伝承の歴史に迫る第九章「レイキを伝承した偉大なグランドマスター」が秀逸でした。

西洋レイキのルーツとなっている林忠次郎先生が退役海軍将校であったことと、どうやら自殺されたらしいということは薄々知っていましたが、自分の教えたレイキが戦争に使われたことの自責に悩まれていたとのこと。読んでいる時に、瞬間的に彼の苦悩が感じられて目から涙が出てきました。

「日本と霊気、そしてレイキ」にも触れられていましたが、私を含め、世界の500万人以上とも言われるレイキ実践者のルーツである、林忠次郎先生と、日系アメリカ人の高田ハワヨ先生のお二人の太平洋戦争戦下での苦悩というのは測り知れぬものがあります。他にもお弟子さんがおられた中で、戦火をくぐってこのお二人を通じて世界に広まったということに特に宿命のようなものを感じます。本書を読んで改めてこのお二人にレイキの光を伝えてくださった御恩を感じました。

なお、このエピソードを紹介した、林先生から霊気を習った女性というのは名前が明かされていませんが、生年や、話の中身が「直傳靈氣」の中で紹介されているエピソードと多数重複するので、後に直傳靈氣を開く前の山口千代子先生の談話であるとほぼ断定して良いと思います。