病から学びレイキヒーラーとして成せることをする |  レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

 レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

東京都品川区大井町レイドウレイキ主宰、ヒューマン&トラスト研究所
レイキ専任でいよいよ32年目を迎える、レイキヒーリング施療とレイキヒーラー養成講座。信頼のレイキ療法、西洋レイキと伝統霊気の融合であるレイドウレイキの活動。

たらちねの親につかへてまめなるが 人のまことの始めなりけり (孝)明治天皇御製

親孝行こそがレイキの道で学ぶ第一歩であろう(レイドウレイキ訳)

大人のレイキ教室であるレイドウレイキを学ばれる皆様はちょうどご両親の老いと病そして死について学ぶことが多くあるものです。

昨夜は仕事を終えて帰り支度をしていると懐かしい男性ヒーラーから突然の電話がありました。
その要件は「父親が胃がんになりまして・・・」気が動転していたので私を思い出して連絡をくれたとのことでした。
いつも元気に仕事仕事に明け暮れているお父上が突然の胃がんと診断されて穏やかではいられません、そんな時こころを落ちつけさせたくて連絡していただけることは光栄なことです。
レイドウレイキでは第三段階(神秘伝)では人生の四苦八苦を学びレイキヒーラーは人としての真理を学ぶのですが、大切な家族の大病の知らせはこころを痛めるものです。

私も父親をくも膜下出血で死を迎える7日間看病してレイキヒーラーとしてお見送りした経験があります。
突然のことではありましたが「因なくして果をうむことはありません」それまで威厳ある父親とは思えない弱っていく父を見て悲しい出来事を思い出します。
手を取り合い介護して、手を通してこころの会話をしていました、最初は「よくなりますように願ったし」「必ず回復できると願いました」無我の境地になれたのは「有難う・有難う」と感謝の心で父の手を握りしめた時からでした。
これまでの御恩に対してこころからの感謝を伝えて、7日目の早朝には急変して父の身体から輝く魂が抜けていく瞬間を感じた時に父は息を引き取りました。
この尊い経験はレイドウレイキで云う身体は命の仮の宮と断言できることに繋がるのです。

電話をしてくれたレイキヒーラーとはしばらく話をして、事実を事実として受け入れ病を通して大切な父親と交流すること、そしてヒーラーとして出来ることを精いっぱい実行することを進めました。
「大切なものは失ってみて初めて分かる」と真理の話を先人は良いましたが、レイキを学ぶ私たちは自分にとって何が大切かを知っています、後悔のないように十分すぎるぐらい良き交流をしてください。それがレイキヒーラーとして出来る父親への最高の孝行となるのです。