暑中お見舞い申し上げます。
最近の私のもとに届いた郵便物にはどれにもこのような夏のご挨拶が書き込まれています。
四季折々、自然と共に生きるこの大和の国には美しい季節ごとの時候の挨拶言葉があります。
日本の美しい言葉を大切にしたいものです。
拙い文章で毎日ブログを書いていますが、言葉は大切に表現していきたいと思いつつなかなか上達いたしません。
私の本家の菩提寺から青岳文隆居士(わが父の戒名)27回忌のご挨拶が届きました。
本家の寺は長野県の北部にあり先祖の眠る墓参りに訪ねることがなかなかできません。
臼井先生の墓掃除には毎月訪ねているように、遠方にある父母の眠る墓も先祖を供養することも生きているものの務めとして大切にして行かねばならにと自らを戒めております。
たらちねの親につかへてまめなるが 人のまことの始なりけり (孝)明治天皇御製
生みの親への恩、命を救っていただいた師の恩、使命に生きる事の出来る恩に感謝を忘れてはなりません。
たらちねの親の心は誰もみな 年ふるまゝにおもい知るらむ (親心)明治天皇御製