懐かしい書籍を休日に読んでみた。
シュダールタはヘッセの名作(新潮社版)です、遠い昔の初版を読んだ記憶があります。
友が読みますかと貸してくれてそのままにしていた。
昭和46年の発行から平成17年の60刷か随分増刷されているものです。
この本を私は読んでいる、遠い昔にも読み大いに感動して悟りの境地に羨望と憧れにこころにを躍らせたものである。
時は経ち、改めて触れる機会を得た、それにはきっと大きな意味があるのだろう。
川のほとりで、輪廻に巻き込まれていく、そして新しい宇宙観を感じていく。
懐かしい自分と出会い、こころ静かに渡し守とかたる自分を感じた。
「こころをきよめ、瞑想しつつ真我に沈潜するものは
ことばに尽せぬこころの淨福を得ん」
今日はただこの思いを書き込んでおこう。
静寂の時間、瞑想のなんと心地よい無我のひと時かな。