レイドウレイキはレイドウレイキらしくレイキの素晴らしさを伝えます |  レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

 レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

東京都品川区大井町レイドウレイキ主宰、ヒューマン&トラスト研究所
レイキ専任でいよいよ32年目を迎える、レイキヒーリング施療とレイキヒーラー養成講座。信頼のレイキ療法、西洋レイキと伝統霊気の融合であるレイドウレイキの活動。

梅雨明けて連日の猛暑の中、新テキストの完成報告のため、川崎大師平間寺に参拝して参りました。
現在レイドウレイキヒーラー養成コースに使用しているテキストは2001年度に完成したものです。
一筋にレイキ普及を願いレイドウレイキはこのテキストで教授して来ました。
以来5年の年月が流れ、このテキストで伝授指導してきた年月を振り返るとレイキの世界も大きく様変わりして来た事を痛切に感じます。

まず一番は「レイキなる言葉」が多くの人々に迎えられている事でしょう。
5年10年15年と節目ごとにレイキを健康や精神性そしてヒーリングの分野として理解が進んで、レイキを抵抗ない言葉として受け入れられていることは喜ばしいことだと思います。
しかし、普及が進むことでいろいろな問題にも直面することがありました。
その問題からレイドウは学びさらに前進していくことを、決意してのこのたびのテキストの改定となったのです。
何度も何度も検証しよりよい教本とするための時間を費やします、レイドウレイキのレイドウレイキらしさを伝えるために全力の努力を注ぎました。
変わらない姿勢と変える勇気が、今回の大きなテーマです。

レイキの根本思想は変わらずとも、レイドウレイキは経験を重ね情報も積まれ講義で伝えている事を教授していけば自ずとテキスト内容の教授も変化するものです。

編纂を重ねほぼ完成したことを機に、お大師さんへの報告参拝となりました。
そのとき本堂の入り口近くの、「お大師さんのことば」なる法話板が私の目に留まりました。

「いずくんぞ己身の膏盲を療せずして たやすく他人の腫脚を発露すや」

どうして自分自身の病を治療しないで、簡単に他人の病を指摘出来ようか、と言う
大意です。この言葉は臼井先生の公開伝授においても同様のお話があります。

この言葉の解説はこのようなものです。(三教指帰:出典によれば)
人は自分の欠点を棚に上げて他人のことばかり気にしがちです。
しかし、他人の事をとやかく言う前に、自分自身の行動や言動をもう一度振り返って見て下さい。
自分の膏盲(難病のこと、ここでは欠点の意味)をそのままにしている人の言う事を素直に聞き入れる人などいるはずもありません、と言うものです。

レイドウレイキには幸力をレイキの根本理念としておりますが、変わることなくまさしく「自利・利他」が大切だと考えるのです。
「自利」とは自分を磨くことであり「利他」とは他人への施しのこのにあたります
、今回の新テキストはこの想いを行間にこめて編纂したものになりました。

だからこそ、お大師さんの言葉を見て驚嘆しました、これからご縁或る宇宙の出会いを許された皆さんと新教本にてレイキを探究できることを心より喜びたいと思います。

お大師さんのことばの最後にこのような言葉が記されていました。
「人は一生が勉強だ」というセリフを良く耳にします。
毎日の生活の中で日頃から自分自身を研鑽していくことが、結果として他人に利益(りやく)を為すのであれば、こんな素晴らしい事はない・・・・
と教えをいただきました。良き教えこころより感謝します(合掌)