爽やかな涼しい一日で所用があり久しぶりに神保町に出かけて来ました。
用件が済んで行きつけの古本屋に立ち寄り、古い紙のにおいの中でしばらく時を過ごしました。
もともとヒューマン&トラスト研究所は千代田区水道橋が創業地で懐かしい思い出がいっぱい詰まっている町です、のんびり歩いていると街ゆく人々の歩く速度の速さに驚きました。
学生や社会人の歩き方はこんなに早く感じているのはのんびり歩くヒーラー目線だからでしょうか?神保町から水道橋まで丁度ランチタイムだったからかもしれません。
目指す店に一直線だったのでしょう、流行りの店はどの店も外まで長い列!!私も昔から行きつけの店を見つけたので(余り多く列が出来てないこともあり)その店で食事をしました。
その店では注文を伝えると後はカウンターの開いてる席で無言で食べるスタイルですが、厨房の中にいる人に見覚えがあります(昔はてんぷらを揚げる係でした)今は皿を洗いシジミのみそ汁を作る係になっていました。
食べ終わり「ごちそうさま」「美味しかったです」と「「ありがとうございました」の言葉の交流だけ、それでも昔と変わらぬ出来たての大もりの天丼を食べて来ました。
近辺の街並みを見渡してみると新しいお店が多くありますが、それでも昔からのお店が健闘しています。
腹こなしでヒューマン&トラスト研究所のあった場所まで歩いて見ました、すでに元あったビルは姿がなく、その一区画全体のビルもなく整地されて「東京医科歯科大学の教室」が建築されると公示されていました。
水道橋で活動していた頃のビルはありません、もう昔の面影は完全になくなりました。
ヒューマン&トラスト研究所の誕生した地はこれからもどんどん町の姿が変わっていくでしょう。
諸行無常変わらないものはなにもありません。