変化を求めて変容を恐れるレイキ受講生へのアドバイス |  レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

 レイキと共に歩む青木文紀(レイドウレイキ主宰)

東京都品川区大井町レイドウレイキ主宰、ヒューマン&トラスト研究所
レイキ専任でいよいよ32年目を迎える、レイキヒーリング施療とレイキヒーラー養成講座。信頼のレイキ療法、西洋レイキと伝統霊気の融合であるレイドウレイキの活動。

レイドウレイキヒーラー養成コース受講に際しては受講生の同意書をいただいてから自立した責任ある立場で研修を始めていただきます。
レイキはスピリチュアルな分野とエネルギーの分野の両輪が大きな探究となります。
受講生はそれぞれの目的を持って参加しています、レイキ研修においては受講生のエネルギー状態には注視と確認しながらエネルギーの伝授することを基本としているのです。
微細な状態にも対応できるためには、大人数を集めてレイキの伝授をすることはレイドウレイキはいたしておりません。

レイキは気功とは違うと言いますが、大いなるエネルギーにおいては同源です。
レイキアチューンメントはエネルギーの波長を調節する神聖な儀式です、伝授者と受け手の作る宇宙の空間で織り成す協同作業になります。
伝授する環境も勿論、神聖な儀式を行うに相応しい波動を整えておこなわれます。

しかし、それぞれの受講生が研修を終えてご自身の環境にもどると稀にですが、心身への異変を経験する事例があるようです。
気功学では偏差と言うものがあります、私の学んだ気功の師からは「精神病の因子を持つものに伝授するときは注意するように」学んでいて、そのような状態の人には本来はエネルギーの伝授はしてはいけないとも指導を受けたことがあります。
気功で云う偏差には「走火」と「入魔」の二種類があります。
「走火」は気(熱)が上がったまま降りなくなり、気のコントロールがきかなくなる現象を言います。
「入魔」は精神的な不調和があらわれる現象です、緊張感が連続的に続くとか不安感や恐怖心に苛まれる状態とか特に眩暈・耳鳴り・不眠を感じる状態です。
さらに静功(瞑想)中に潜在意識レベルの神・仏・天女などの幻影とコンタクトが始まりお告げを聞いたり、その幻影と会話をして意識が混乱して自分がコントロールできなることがあるといわれています。

気功は長い歴史の中でこのような状態を認知して、それに対する対処策がありますがレイキは如何でしょうか?レイキそのものは大宇宙のエネルギーとして天地自然のものであり、このような不調な事態を作る意図がありません。
レイキは安全です、しかしそればかりではありません、時には受講生の精神状態の中にある小さな異変を感じ指導しなければならない時もあるのです。

レイキの場合はセルフヒーリングを継続する中で「走火」を経験する事も聞きますが身体の調和や手足先の末端にも意識を向けて気の通りを促進すると、多くの時間を掛けずとも現象から解放されます。
同時に「入魔」に遭遇して困惑する受講生がいる様に思います、原因が極めて複雑なケースもあり断定は出来ませんが、潜在的に精神性に偏りがちな方や特殊能力が既に内在している方に見受ける現象と思われます。
精神世界やエネルギーにまったくご理解のない家族にしてみれば、このような状態に遭遇している家人に戸惑や困惑を感じ不安だと思います。

気功では「入魔」の現象のときは長い時間をかけて治していきます、針灸で脾・腎・肝・心などの内臓強化をして精神作用を正常に戻します。
精神作用の復活のためには花とか土に触れて大地の気を多く受けると良いとの教えです、太陽の火の力を同時に受けとると効果が早いです。
レイキでも時間が掛かりますが、治すとは云いませんが癒され、自覚が生まれ必ず良い方向性が現れます。

レイキを研修して自己を高めようと志している受講生は変化を求めますが、自分に起こる変容を恐れたりします、そのような時の内側から現れる恐れや心配はより自身の困惑を高めたりする事がありますので注意が必要です。
そのような事態にあるときほど低次元レベルの波動と共鳴しないで高次の波動と共振共鳴していきましょう。
一人ではなく皆がそばに居ます、あなたを愛する家族が居る事を信じてください。
レイキの機能は日常生活と精神世界の両輪をバランスよく乗りこなす事により活性化するものと教えます、天地人しっかり繋がりをもって探究していかなければなりません。
レイドウレイキヒーラーの研修で私は受講生に「覚悟」の大切さを教えますが決して大げさではなく、さらに深遠なるレイキ道を目指すなら志が必要と指導します。
季節の変わり間にはいろいろな変化があります、その変化から大きな学びを得て自己成長を促進してまいりましょう。
レイキは絶えずあなたを照らし支援しています。