2006年2月27日に初めて青龍寺に縁を得て以来一念発起して3年の時間を要して四国霊場88か所の大願成就することができました。
発心の道場(徳島県)→修行の道場(高知県)→菩提の道場(愛媛県)を経て今回の涅槃の道場(香川県)の全行程の巡拝です。
白衣には同行二人と背中に書かれて弘法大師と共に巡拝しますが、こころは関わる皆さんの思いを込めての参拝で意義深いものがありました。
88番大窪寺は結願の寺「結願の証」を拝受でき成し遂げた喜びひとしおです。
香川の旅を終えて徳島に戻り、1番霊山寺にお礼参りに戻るとそこにはこれからお遍路を始める皆さんの姿があります、その要領を得ない姿は3年前の私そのものだと追想します、それとは逆に今回の遍路で初めて100回以上廻りをされている仙人のような方と出会い錦の納め札を拝見したり、結願したとは言え上には上があるものと思います。
一生一会の旅となるかもしれませんが、魂の喜びを感じる遍路旅となったことを実感するものです。
高野山においては亡き父母の菩提を弔うことができたことも感慨深き出来事です、父は23回忌にもあたり天におわす両親もさぞ喜んでくれているかと思います。
遍路にも自覚が必要です、巡る自然の地・水・火・風・空の五輪を感じ一寺ごとに願いを込めて心を込めて祈念する、そこから多くの学びを得るものです。
私もこれからお遍路で学んだことごとを自得してさらに成長へのステップとしていこうと思います、旅の終わりに別格本山普門院のご住職より心訓を頂きました。
1、誠意無きは最も恥ずべきこと
2、仕事無きは最も淋しきこと
3、人格の向上は黄金以上の価値があります
4、人間に奉仕し恩をきせてはなりません
5、何事にも愛情を以って計りなさい
新たな学びを拝受してレイドウレイキはこれからもレイキ道に邁進してまいります、この機会を与えていただきました皆様にこころより感謝申し上げます。
春の天気は3日持たないと言いますが、「曇り、大雨、晴天とすべて組まれて人生そのもの」と話してくれた住職の顔が思い浮かびます、桜満開の四国は魂の第二の故郷になりました。

↑錦札の先達さんと
↓ちょっと大きな画像になりますが。。。
雨が時折ふる桜満開の山の中、弘法大師さまを背にして
