1980(昭和55)年9月15日(月)

PM8:00 TBS 水戸黄門

待ってました!!思わずそんな風に叫んで見たくなるような心境でした。

6月にこのドラマを収録した事は知ってたから、今か今かと胸をワクワクソワソワさせながら毎週欠かさずに見てた。

普通だったら時代劇はあまり見ないけど、ナショナルの提供だしCM見たさも相まって。

 

最近はテレビの歌番組でマコの姿を見ることも稀なので、ドラマ出演って事に少々抵抗を感じていたのも事実だけど。

でもやっぱりゲストとは言えメインで出るわけだし、すごくうれしくもあった。

 

今回の役名は、またも「おはな」なのです。何だかその点がしらじらしくも感じたけど。

内容は、ずいぶん前だけど「銭形平次」のゲスト出演した時とすごく似てて、両親はすでに亡く幼い弟妹をた~~くさんかかえ苦労している農家の娘って設定。

 

現実にわらをなって縄をもじったり、畑をたがやすシーンとかもあった。

ドラマの中では、民謡も口ずさんでくれた。やはり本職だけあって、素晴らしい歌声でした。もっとしっかり聞きたと思ったりしちゃった。

演技力は今更言う事はありません。マコの演技は、ものすごく自然で素直な表現力があるところがいい。

ただ、なかなか一般の人達は、歌手の片手間みたいにしか見てもらえていないかもしれないけどね。ファンはよ~~くわかってるから大丈夫。

 

聞くところによると、黄門様役の東野英治郎さんもマコファンなんだそうな。

おまけにずいぶんと慣れ親しんだ、うっかり八兵衛役の高橋元太郎さんが一緒ですもんね。

おそらくそんな関係もあって、ゲスト出演になったんじゃないかな?

 

内容はいつもお決まりで、正義が勝つ…みたいな感じなんだけど、見ててジーンとしたのは、「顔と言うものは、その人の心が見えるものなんだ・・・」との黄門様の言葉。

要するに人間が一番美しいのは、顔や姿ではなくて、心そのものが美しい事だって事ね。

 

その言葉で、おはなも勇気づけられるって感じでした。

なかなか良い内容でした。マコの桃割れ姿かわいかったしね。

 

 

(注:当時21歳だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)

 

 

昌子ちゃんゴールの日まで あと197

 

以前も書いたのですが、実は昌子ちゃん、黄門様役の東野英治郎さんに一度も会っていなかった。

 

このドラマを収録した時、黄門様役の東野英治郎さんは、急な怪我で収録に参加できず、そうかと言って当時の多忙な昌子ちゃんのスケジュールを変えることも出来ずで、昌子ちゃんと絡むシーンの黄門様は後ろ姿で大部屋役者さんが演じていたようです。

のちに、回復した東野さんが演じた部分を編集でうまく繋ぎ、何もなかったようにしたんだとか。

 

当時見てた時は、そんな事は知らなかったから、普通に共演してるとしか思えませんでした。

代役をした大部屋役者さんは、いつも東野さんの演技をしっかり見て勉強していたので、違和感なく出来たようです。

でもキャストとしては、名前は一切出なかったみたい。