1979(昭和54)年5月2日(水)

PM9:00 テレビ朝日 欽ちゃんのどこまでやるの

な~~んと今回からマコは、この番組のレギュラーとして毎回登場することになった。

ところがこれが普通の役どころではなくて、54歳のお母さん役で、初の老け役なのです。

二十歳のマコ、すごい挑戦するんだね。

 

俳優の秋野太作さんの母親役だって言うからすごい。秋野さんっていくつだか知らないけど、少なくてもマコよりず~~っと年上だよね。

でもホントにマコって役者ですねぇ。しみじみそう感じてしまった。

その面白さって言ったら…演技力爆発してました。

 

白髪のカツラをかぶって、地味な紺地の和服で登場したマコは、真剣に身の上話をしたかと思ったら、「せんせい」を歌い出しちゃって…。

マコ自身、結構楽しんでやってるんじゃないかなぁ?

 

老け役だけど、衣装やカツラ以外にお化粧などでは特に作ってるわけじゃないから、すごくかわいい!

笑った時に出来るえくぼがとっても愛らしくて好きなのよ。

 

なんだかんだ言って、息子の秋野さんや欽ちゃんをずいぶんてこずらせていた。

キャンキャンした声から作ってるのね。おはなちゃんみたいに・・・。

気取ったり見栄を張ったりしないで、素直な演技でやってのけてるところがいい。

 

特に歌を歌うとか、そんな事は無かったけど、これから当分の間毎週マコに会えるので、とりあえず満足です。

 

 

(注:当時19歳だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)

 

 

 

 

 

今思うと、54歳ってそんなに老けていないよね。

昌子ちゃん自身、実際の54歳の頃はずっとずっと若かった。

もちろん今だって若いんだけど。

 

でも、二十歳の頃って、54歳のイメージはこんなだったんだろうね。

時の流れはおもしろいです。