1975(昭和50)年12月8日(月)
PM8:00 NTV 紅白歌のベストテン
新聞の番組欄にマコの名前が載ってなくて、少しハラハラしたけど出てくれてうれしかった。
今日も濃紺のぐっと落ち着いたワンピースで大人っぽくて素敵。
「年忘れタタキ売り!スター対抗感謝祭」と言うのがあって、マコは「若草の季節」を歌ってた時のステージ衣装でオレンジ色と若草色のワンピースを出した。
そしたら、男の子が1万円もの高い値段で買ってくれた。もちろんそのお金は全額寄付しちゃうみたいだけど。
歌ったのは紅組の最後(白はクールファイブ)に「あの人の船行っちゃった」を歌った。
どこかの放送局では7位にランクされてるみたいでうれしい。
でも、今日のマコの歌は、聞いててハラハラのしどうしだった。
マコの声が少し割れてるような感じがあって、歌のテンポも少し遅すぎたようだし、歌が難しい事もあって見てて苦しそうだった。
まだ歌い始めたばかりだからだと思う。これから歌い慣れてくればどんどん良くなるはず。
遠藤先生もマコの歌唱力を知ってるからこそ、難しい大人の歌を作ってくださったのだろうから。
(注:当時高1だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)
この当時、1万円ってものすごい金額だと思ってた。もちろん今でも1万円はすごいんだけど。
高校生とかで1万円を使っちゃうってすごいなって思ったもんです。