1975(昭和50)年4月15日(火)
8:00 NHK 歌のグランプリ
生放送です。
最初は出演者が各自デビュー曲を歌ってステージの上へ立った。もちろんマコは「せんせい」
衣装は胸でリボンを結ぶブラウスと紺のプリーツスカート。
そしてマコ、郷ひろみ、アグネスチャン、山口百恵、桜田淳子の5人でいろいろとメドレーで歌を歌ったり、それに合わせて振り付けをしたりしたのです。
真ん中に郷ひろみが居て、その両隣に女の子4人がいる形。マコはひろみの隣だった。
歌った歌は「白いギター」「結婚するって本当ですか」「「シング」などだった。
どの歌も一番マコの声が素敵ですごく澄んだきれいな声だった。
おんがく的にもマコが一番優れていてやっぱり歌唱力のある人は違うな…と、またも感激してしまった。
「春のめざめ」を歌うときは、水色のブラウスと水色のプリーツスカートだった。
今日のマコ、とっても美人なの。みんなは山口百恵と言うけれど、本当の大人の雰囲気を持ってるのはマコだけ。
マコは同年代の声や仕草はもちろん、童謡歌手のような声も出るし、園まり、内田あかり、菅原都々子のような大ベテランの大人の声もちゃんと出せるのだから。
まだ16歳の女の子がこれだけの歌唱力を持っているのだから、あと10年もしたらどうなってしまうんだろう?
美空ひばりさんのような歌の女王になってるのかな?
少なくても10年が過ぎた時もマコの歌は誰からも愛されているはず。その時が楽しみ~~!
そして、この番組と同時間帯にフジテレビで「第5回芸能人選抜紅白バレーボール大会」と言う特番があった。
マコは岡崎友紀をキャプテンとする紅組チームで、背番号は2番。
マコの活躍で紅組が勝った。白組男性軍は負け惜しみを言ってたけどね。
とってもカッコよかった。運動神経が良くってうらやましいな。
NHKと掛け持ちで見たので大変だった。
(注:当時高1だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)
最近の番組では、裏番組に同時に同じタレントが出演することはほとんど無いみたいだけど、この頃は同時間帯に他局3番組に出演してる(生放送と録画とかで)なんて事がよくあった。
裏番組を録画するなんて不可能な時代だし、今みたいにリモコンの無い時代。
いかに効率よくチャンネルを切り替えて昌子ちゃんの姿を見るかが問題だった。
しかもあの頃のテレビのチャンネル、ガチャガチャ急いで回すと親に怒られたり、逆方向に回すなとか言われてた(笑)
例えば、12チャンネルを見てる時に10チャンネルを見るには戻ってはいけないのです。
たぶん、テレビそのものが高価だったので壊れるのを危惧したんだろうね。親としては…。