人は自分の鏡として受け取る、水瓶座満月。



この満月では、特徴的な配置があって、それは
天王星を頂点としたTスクエアですが

これは、今の人間関係についてとても大事なことを教えてくれています。

 

 

満月は7ハウスにあって、太陽(と水星)と対立しています。

そこに天王星が90度の角度。

満月のいる7ハウスは、パートナーや、特別な他者、ライバル、
それに自分の鏡となる人物を示します。

この満月では、あなたが他人に向かって考えていることは
あなた自身の内面を鏡として映し出している可能性がある、と言えます。


水星は1ハウスにあって、自分自身が、反対側に映し出されています。

相手は女性である場合も多いことでしょう。
月は身近な女性を示しますので、女友達、
女のライバル、母親、女性上司の可能性も。

 


先日の蠍座上弦の月でも書きましたが
今の人間関係を解く鍵は、水星にあります。

太陽の近くにあって、逆行している水星は

他人についてあなたの考えることはあなたの内面を示している、

だから謙虚さをもつようにと教えてくれています。

 

獅子座の太陽は、自己受容の高い性質ですが

場合によっては、他者を見下す危険性があります。

この水瓶座満月の配置がその「場合」です。

 

 

あなたが今、問題を抱えている相手がいる場合や
嫌いだと思っている相手がいる場合には
その人が、あなたの「心の内面」を見せてくれている可能性があります。

あの人は○○だから、あの人はXXだから・・・
と人の悪いところを探すから、悪いところばかり見えてくる。

他人の中に悪い部分ばかりを探す。

あるいは、ライバルを蹴落としたくてしかたない(天王星10ハウス)。

自分の胸のそんな部分に、今、水星からの問いかけです。

あなたは自分を、充分に愛していますか。
あなたの知性は、何を見て、何を考えていますか。
他人の中にいつも、「悪」を探すその傾向を今ここで捨ててゆく。
自分に集中してゆく。
自分自身の人生目的。
自分自身を成長させる。
自分自身を愛してゆく。

 

獅子座の太陽は、自己受容が高いと書きましたが

ありのままで人間は愛されていいということですが

 

人がそのままで既に

「愛される」のなら

相手もそのままで

既に宇宙から愛されているのです。



幸運を示す木星は今、双子座の19度にあります。

19度は古代では呪われた数字と考えられてきましたが
この双子座19度は、悪い度数ではありません。

謙虚さのある度数です。つまり謙虚であれということ。

逆行している水星とともに、内省しながら謙虚に進むことを
幸運の天体である木星が進めています。


双子座にある火星は、口が軽くなる場合があると、
口の軽さをつつしむように、と教えてくれています。

火星と冥王星は、制限をしめす135度。


友人や、大勢の人々の中に落ち度や、悪い場所を探して、

イライラして口撃する可能性がありますが、
それは幸運を壊し、楽しみを壊し、恋愛を壊す、と読み取れます。

 

Tスクエアの頂点の天王星は10ハウスで、

火星と木星は11ハウスなので、

ネットの使用や大勢の友人とも読めます。


謙虚になることで、木星の幸運とそれに火をつけている
火星の相乗効果が発動します。


内省すると、自分の人生の目的を遂行できます。
そうすることで、

未来へ向かう新しいあなたを生み出すことができます。
他人の中に「何か」を探すことをやめて
自分に集中する。



天空にはグランドクロスが出来ており
全体的に、新しいあなたを生み出す
「生みの苦しみ」のある時期ではないかと思いますが

 

新しくなったあなたは、未来へ向かって、光輝いてゆくことでしょう。

 



本日の美しい一曲は、Tommee Profittの

「Cruel World (feat. Sam Tinnesz)」です。

世界を美しくするのは、心から内面から変わってゆくといい、

と私は考えますが、あなたはどうお考えになりますか。

 

Tommee Profitt「Cruel World (feat. Sam Tinnesz)」

 

 

when I was younger, it was on roses

Now they're dead and gone away

It's a cruel, cruel world
No mercy left, yeah it's a cruel, cruel world
It'll break your heart and burn you down, down, down

Don't ever doubt that it's a cruel, cruel world

 

引用:  Cruel World (feat. Sam Tinnesz)
Tommee Profitt
Cinematic Songs (Vol. 3)

 

 

私のブログでは続いて、

先日の「息子を連れて南仏縦断旅行」の続編を書きます。