じょーく、10ヶ月の記録
身長73cmちょい。体重10kg越え。歯6本。
好きな食べ物→バナナ、納豆、豆腐
嫌いな食べ物→肉、魚
ベビージム的なものをエイヤッ!
と投げ飛ばしたり
テレビや棚を叩いて掴んでユサユサしたり
冷蔵庫をフンフンしながら開け閉めしたり
大人をガンガンに押し倒したり
とにかく力が強い!
最近チチクビに限らずあらゆる部位を
噛んでくるようになって、恐怖
今まで届かなかった所にも
どんどん手が届くようになり
キッチンの開戸とかも
どしどし開けるようになったので
ロックかけた🔐
気づけば
テーブルやソファーによじ登り
玄関の段差も平気で越えていく。
一度、夫が玄関開けたままゴミ出ししてたら
追いかけて外に出ちゃっててギョッとした
おしゃべりもすごくて
発する言葉がまた一段階変わった。
意思表示もはっきりくっきり。
イヤイヤが増した。
でも未だに、一時保育に預けたりしても
全然泣かないし
お迎えの時もケロッとしてる。
…オイ!もっと喜べ!笑
半年に一度受けてる心臓の検査では
状態も安定してて
新生児期に比べると血液の逆流もかなり減り
開いてた穴もやっと塞がり
次回の検査でもこの調子なら
年1の検査でよくなるらしい。
頻度が少しでも減るとかなりありがたい。
たくさんの検査がいつも可哀想だから。
そして本日9月29日で11カ月になりました。
おめっと
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
じょーくが10ヶ月になった翌日、
父が急死したため急遽実家に帰った。
こんな形で突如としてすんなり叶った帰省。
じょーくにとっては初めてのヒコーキ、長旅
(6時間以上かかった、ツラかった)✈️
初めてのじーちゃんばーちゃん。
(片方のジイはカチンコチンですけど)
「コロナが落ち着いたら」を合言葉に
じょーくが産まれてからも
お互い会うのをひたすら我慢し、
父は結局待ち望んでいた孫に会えないまま
死んでしまった。
こんなことなら1ヶ月前の帰省の予定、
キャンセルせず強行すればよかったわ!
「もう少しだけ我慢しろ」って私達の帰省に
猛反対したのは他でもない、父だったけど。
まさかそのひと月後に自分が死ぬなんて
思ってもみなかったろう。悔しいわ。
でも棺の中の父は綺麗な顔してて
笑ってるように見えて、
苦しんだりはしなかっただろうと
お医者さんが言ってたと母に聞いてたから
その穏やかで幸せそうな顔を見て少し安堵。
ワクチン反対派の長女(姉)は
「心臓悪いのにワクチンなんか打つから」と
何度も繰り返した。
今更どっちでもええわ。
じょーくは不思議そうな顔で
棺の中のじーちゃんを見下ろした。
祖父と孫、初対面。
頬を撫でたら冷んやり。
しっとりしてて気持ちよかった。
不幸でもなけりゃあ未だにじょーくを
母や義父母に会わせてあげられてなかっただろうから、父がみんなに会わせてくれたと思って感謝してる。
小さな町だから、どっかから聞いて
私の友人たちもお悔やみに来てくれて
思わぬ再会ができた。
会いたかったベビーちゃんも拝めて
嬉しかった。
やっぱり大事なんだなー、直で会うのって。
そいで、また会えるとは、限らない。
父とはもう、会えない。
ありがとう。おつかれさまでした。
ゆっくりしてください。
それから数日後…
普段は見ないベランダの室外機の後ろを
何気なく見たら
芽が出た玉ねぎが一つ、落ちてた。
あ……
お父さんの玉ねぎ…
以前実家から野菜を送ってもらった時
腐らせないようベランダに干したのだ。
その時の1個が、どうも転がり落ちてたらしい。
もう父が育てた野菜を食べることもないんだなーと涙が出てきた。
この玉ねぎ、どうしようか…
迷って結局、
芽を取り除いてその日の晩ごはんに使った。
美味しゅうございました。
ごちそうさま。