2020年8月24日13:15
所用で京都へ行ったので、昼ご飯を食べようと一乗寺にある池田屋さんへ伺いました。
この日は気温が高いせいか並びが4人で、4人のお客さんが帰るところだったので、さほど外待ちはなかったです。


最近は新しいお弟子さんの上野君が仕込みを全て行なっているとのことで、楽しみでした。
今回は連食を予定していたので、麺量300gの小ラーメンニンニク少しを注文しました。


木曜日までお盆休みであったせいかスープの熟成具合が浅いのですが、味わい深い旨味とさっぱりした味わいの乳化スープがいいアクセントになって食べ応えがあります。豚肉などの芳醇な香りと口当たりのよさがクセになる味わいで、お箸が進みます。


コシのある喉越しのいい麺は、パツンッと歯切れの良さがいいアクセントになって食べ応えがあります。しっかり噛み応えが味わえる麺はモチッとした食感で啜りやすく、程よく旨味や香りを引き立て、お箸が進みます。


野菜は価格高騰のせいかモヤシだけです。唐辛子のピリッとした辛さとニンニクの味わいがいいアクセントになって、箸休めにピッタリです。モヤシの量は多いですが、スープの濃さはほとんど変わらないです。


豚は大きな塊が2個入っています。醤油辛さが強いですが、スープの熟成具合が浅いので、ちょうどいい加減の味わいとなり、ジューシーで柔らかく食べ応えがあります。
熟成具合の浅いスープでありながら味わい深い旨味とさっぱりした味わいの乳化スープを、コシのある喉越しと歯切れのいいモチッとした食感の麺が引き立て、モヤシや豚などの味わいと相まって最後まで美味しく食べられます。
口当たりのいい乳化スープと醤油の味わいが絶妙で、また食べたくなる一杯です。