2020年8月7日0:15
東京滞在の最終日の最後のラーメンとして伺ったのが、上野にあるさんじさんです。
店主のさんじさんは元力士なので気配で分かるのかもしれませんが、食券を買っている時に厨房から必ず声をかけられます。


今回注文したのは2種類の限定ラーメンのうちの1つ、冷し圧縮雲丹蕎麦(たわやか麺)です。


雲丹などの味わい深い旨味と程よいしょっぱ辛さが味わえるスープの絶妙な味わいがいいアクセントになって食べ応えがあります。しょっぱ辛いスープでありながら口当たりがよく、雲丹の味わいを引き立てお箸が進みます。


たわやか麺のたわやかとは、「弾力に富んで、折れ曲がらない」という意味です。この意味通り噛み応えがしっかり味わえる麺は、程よく雲丹などの旨味や味わいを引き立て食べ応えがあります。噛み応えがしっかり味わえる麺でありながら、喉越しの良さと啜りやすさがクセになり、お箸が進みます。


パリパリした岩海苔の味わいやプチッと歯応えのあるうずら卵がいい箸休めとなり、雲丹などの味わいや大葉の程よい酸味と相まってお箸が進みます。


程よく脂身の入ったチャーシューはジューシーで柔らかく、魚介の味わいのいい箸休めと相まって食べ応えがあります。
雲丹などの味わい深い旨味と程よいしょっぱ辛さのスープを、喉越しのいい噛み応えがしっかり味わえるたわやか麺が引き立て、岩海苔のシャキシャキした食感やチャーシューなどと相まって最後まで美味しく食べられます。さっぱりした口あたりとしょっぱ辛さがクセになり、また食べたくなる一杯です。