続きものです。

 

はじめから読む

 

→前話

 

 

 

 

幼なじみは自殺した状態のままだったよ。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
夫人
これ、羂索を使って
幼なじみさんを近くに寄せたのは
遠いと話せないから?
 
 
ケプリ
そんなことはない。
遠くても話せるけど
今回は縛りから解放するためにした
 
 
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羂索(けんさく)
仏菩薩の、衆生を救い取る働きを象徴するもの。
(コトバンクより一部抜粋)
 
 
自殺した方はその場に
縛られていることが多いので(自縛)
ケプリさんは最初に
幼なじみさんを解放するために
羂索を使いました。
 
縛りから救い上げる。
羂索の名前通りの使い方だねぇ。
 
 
 
 
そういえば
マンガ「呪術廻戦」のセリフで
 
慈悲の「羂」
救済の「索」
 
ってあったの。
 
 
まーさーに
仏の世界って
慈悲の世界。
慈愛とは違うんだよなぁ。
 
 
慈悲だからこそ
相手と同化したらコチラが呑まれるので
深い優しさと厳しさを持ち合わせないと
できないことだなぁと思って見ています。
 
 
 
 
 
最後のコマの青い丸は
浄化装置としての氣玉。
 
ここに入って浄化し
成仏する準備をします。
 
 
攻撃してくる霊には
反省部屋と称して強制的に入れますが
 
そうでない霊には
説得した後
「ここに入ってね」と促すと
入ってくれます。
 
 
詳しくはコチラ
 
夫人
これさ
羂索で引っ張って
そのまま氣玉に入れちゃうことも
できたのでは?
 
 
ケプリ
そこはね
相手は人だから
 
 
夫人
(私、めっちゃ慈悲とは遠い発想してるし......!)
 
 
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ちなみに羂索と書いてますが
ケプリさんは普段「策」と呼んでます。
索は「つな」の意味。
正式名称わからんな〜そもそも広く共通の名称が無いのかな。金剛策と言う人もいるし
 
 
 
 
この話
次回で終わります。
 
 
 
 
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