人生に思い悩んでいる
私は、彼女が選んだことなら
たとえ どんなに険しい道だとしても
本人の納得がいくまで
進むしかないと思っている
だから、ただ見守ることしかできない
私も昔、八方塞がりで苦しかったとき
知りたくなかった醜い自分を
たくさん見ることになった
けれど、その経験を通して
それまで どれほど周りに影響されて
固定観念に縛られてきたかを
身をもって知ることができた
人は自分の人生にしか責任をとれない
他人の人生は他人のものだ
それがどんなに近しい人でも
助けが必要なときには手を差し伸べたり
寄り添うことは出来ても
正しいとか間違っているとか
ジャッジをする権利はない
そう気づいてから、私はずいぶん
他人にも自分にも寛容になった
けれど今、親友に聞きたいことがある
あなたはこれから
どんな自分を生きたいのか
今のあなたは
あなたが在りたいあなたなのか
あなたの幸せは
他の誰かによって決まるのか
今は、暗い穴の中にいて
息をするのも苦しいかもしれないけど
握りしめた手の力を緩めて
空の上から今のあなたを眺めてみて
その経験から学ばなければならないのは
いったいなんなのかを俯瞰してみて
まだ時間がかかるかもしれないけど
自分が落ちた穴からは
自分で出ていくしかない
多分、それは思っているほど難しくないはず
人は、心の奥の自分と繋がってさえいれば
周りがどうあろうと 幸せになれる