自分にもこんな過去があったんだろうなと、そんなことを感じさせられる夏大前です。
色んなことをみんなで乗り越えて、怒られて嫌な思いもして、思い通りに行かないことなんていっぱいだったでしょうが、この日は必ず来ます。
最後を迎える先輩たちの背中を見ながら、これまでの感謝をこめて、思いを伝えます。
最後はみんなで。全員が主役です。
明日初戦を迎えます。
全力でまずは1試合を戦い抜いて欲しい。
行くぞ🔥
本日、練習後に夏の選手権大会の背番号発表です。
本校の背番号発表は毎大会、全選手の前で手渡しをします。
選手権、ユース、選抜の高校三大大会と関西大会、西日本大会。
年間5回の背番号発表です。
いつしか目指せ甲子園と女子の世界でも言えるようになり、なおさら自分の勝ち取った番号で堂々と全国大会に挑んで欲しいと思っています。ただ、そう思う反面、選手たちには何度もしつこいくらいに伝えなければいけないこともあります。背番号をもらったからと言って偉いわけではないということです。本校は全員野球を目指しています。だからキャプテンだけに任せず、チームにはあらゆるリーダーが存在しますし、全選手にチーム内での役割が与えられています。みんなでチーム作りをします。
だからこそチーム内で勘違いして人を見下したり、横柄な態度を取ったり、そのような状況が生まれればチーム目標は成立しません。
選ばれた選手ほど謙虚な姿勢で感謝の言動を取ってほしい。。それが私が伝え続けていることです。
切磋琢磨してきたチームメイトがいるから、今の自分がいる。
人の心は必ず表に出ます。良くも悪くも。私も日々勉強です。選手たちに伝えながら、いつも自分自身に返ってくる。頑張ります。
最近の連携プレーで上手くいかない場面がありました。
基本私は見守りが大切だと思っているので時間はかかりますが、じっとその様子を見いていました。
一通りいろんな言葉が飛び交ったので、もう一度同じケースでやってみようかと問いかけます。
それでもイマイチな様子でまた話し合いが始まりました。
そしてもう一度チャレンジです。解決!
全員が納得して、この場面はこれで行こうとスッキリした様子で練習を終えました。
これまでの先輩たちもそうですが、時間や経験と共に問題解決能力が高まります。
フィールドでプレーするのは選手です。様々な場面で瞬時な判断が求められます。
言われたことだけをする受身な練習で技量を高められたとしてもチームプレーには繋がらない。
大舞台でプレーするその瞬間、怖気付かず自信を持ってプレーしてほしい。
考える力が着いた時が成長の瞬間です。
その為の練習や心構えを考えるのが私の仕事です。