年末は恒例の熱海の釣り宿でイカブリで6.5キロを2本あげ
いい感じで締めくくった僕です。
通年の体脂肪率0%のブリではなく丸々と脂がのり激うまでした。
 
年が明けてマイボートで初釣りです。
冬の定番ヒラメと年始の、めでタイ狙いです。
いい天気。竿は年末新調したSHIBUKI R230
※フィッシング遊は三重に住んでいた子供のころよく通った店。
 
いままで手を出していなかったアルファタックルの竿ですが、
6:4調子のグラスの竿を探していたところ、近くの釣具屋で
なんとなく手にしたSHIBUKI F190 にビビット来てしまいました。
この竿の2.3M前後で6:4調子が欲しい!
となり取り寄せました。
「軽い」のにグラス特有のしなり。真鯛竿のようにペナペナではなく、
しなりからの収束がきちんとまとまる。
これは楽しそうだと妄想のみ広がります。
 
近くの餌屋でウグイ5匹とオキアミ1.5キロを購入し、午前ヒラメ狙いの
ウグイなくなり次第真鯛コマセにリレーと決め込んで出船。
 
風もなく潮の流れもなく淡々と時が流れます。
葉山沖あたりの砂場を責めたり岩礁帯を狙ったり転々としますが
全くのノーバイト。全く弱りを見せないウグイのタフさに驚くばかりです。
SHUBUKI230が絞り込まれるの見てみたい。。。
 
9時から釣りはじめすでに12:30。3時間半で使ったウグイはわずか2匹。
起き上がりは14:00ごろと決めていたので残り時間を考えるとだいぶ押してきました。
このまま泳がせを続けるか。場所を変えてコマセに切り替えるか。。。
 
とりあえずもう少し深場に行こう。
と決めたものの60mラインを越えたところで、今日は電動リールはもってきていないから
深場はつらいなと思いとどまり、70mラインのところで再度ウグイを投入。
魚探にも全く反応なく心が折れ泳がせ終了。
残り3匹は海に放流。川魚なのにごめんなさい。
 
残り1時間はコマセで置き竿にして妄想に浸ろうと決め込み仕掛けだけコマセ真鯛に変えて投入。
2投目あたりで魚探に反応が出始めました。底に点々と。
これは真鯛ポイなと3投目は真剣にハリが棚に入るよう操作し、竿を手に取りうねりを手で吸収していると
竿先が少し入り込んで根がかりのように止まる。
 
これは根がかりじゃねえだろ。と合わせをくれてやると重量感のある引きが竿をたたきます。
糸を出されたり巻いたりで、なかなか底を切れない。
青物ではないがそれなりの大物には違いないことを確信しつつ細ハリスを使っていたので
慎重目に引きをいなしてようやく底を切ったあたりから素直に上がってき始めた。
真鯛じゃなさそう。。。
最後にビシを手に取りハリスを手繰る。
実はこの作業が一番苦手。
もともと磯竿師なのでこの作業はそれほど慣れていない。
ハリスを手で手繰る瞬間にテンションが抜け何度も涙をのんでいます。
ぽっかり浮いてきたのは良型マハタ!
53センチ3.1キロ。
昨年購入したデカタモがようやく初獲物を取り込みました。
※今まで使っていたタモは昨年秋ワラサの取り込みに苦労したので買いなおしたが
 その後タモを必要とする魚はつっていなかった。
 
オキアミでこんなの釣れるのかー。万能だなオキアミ。
ここで試合終了カナ。
と思ったが本命ではないです。
しかも魚探にはまだ「らしい反応」があります。
残り30分と決め込み、もう一度ビシを投入。
 
イトヨリダイ(30センチ前後写真なし)。ほしいのは君ではない。
がリリースしてももはや復帰は見込めないのでキープ。おいしく食べましょう。
 
もう一回イトヨリダイだったらあきらめることにし再度ビシを投入。
手持ちの竿先が絞りこまれた。
合わせを入れて叩く感じ。これは本命だろ!
先ほどのマハタほどではないがそれなりに重量感はある。
中層になっても時折潜ろうと叩くので本命とほぼ確信。
 
真鯛52センチ 2.3キロ

 

ここで試合終了。

狙ったものを釣るのが好きなのでうれしかった。

マイボート釣りで初めての真鯛狙っての結果というのもうれしい要素です。

 

SHIBUKI R230 いい竿です。

軽く柔軟なのに適度にハリがあって釣っていて楽しい竿。

少し曲がり癖がついているのはご愛敬(仕様?)

スパイラルガイドになれなくて糸がらみが少々ありましたが

全体的に満足が行く竿でした。