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ハラスメントや依存症など
目の前の「現実問題」を
心理面からアプローチ
未来を現実的に変えるサポート
大阪・北摂 心理セラピスト
あさみれいです。
2023年３月募集開始しました！
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今回は
＼生きがいが依存に！／
「勉強が精神安定剤の人の話」
について話します。
ある知り合いの女性の相談。
彼女がふと呟いた言葉
「私にとって勉強は精神安定剤」
「これをしていると、
気持ちが落ち着く」
「なんとか自分を
保っていられる」
みなさん
「勉強依存症」
という言葉を知っていますか？
「学業以外の不安感」を感じたくない
考えたくない場合に
それから逃れるために
勉強に没頭することで感じないようにします。
”ある行為をしないでは
いられない”
強迫性障害の一種であり
生活に支障がでる症状です。
彼女はそういう依存症があることは
もちろん知りません。
無意識に勉強を過剰にすることで
自分を追い込んで
自分のバランスを保っていたのでした。
その彼女の成果は
東京の某有名私立大学合格に
某国際団体への就職と
華やかな世界での活躍と賞賛、
成功体験を沢山持っていたのでした。
依存症は
依存対象である物質や行為を
無理に止めるとかえって
悪化することがあります。
依存行為をしてでも
苦しくなるほど感じたくないもの
感じたくない感情・感覚
”真の問題”がそこにあります。
それを感じたくないから、
依存で蓋をしているのです。
「学業以外の不安感」を感じたくないから
勉強依存症になる。
彼女の場合は何でしょうか？
彼女の場合は
両親の関係性が昔から不仲で
父親は不倫をしたり
働くこともあまりせず
アルコールが手放せない人でした。
経済的にも厳しい時期は
続いたようです。
母親はいつも振り向いてくれない
父親に執着をしている一方、
息子である兄や弟に
愛情という視線は注がれていました。
ネグレクト状態で
母親との距離も冷めていました。
父の不倫や経済的不安に
家庭不和
そしてネグレクト
幼少期の家庭環境で感じていた
誰も自分を見てくれない
寂しさ・悲しみ
耐えられない孤独感
これを感じたくないために
家でできて集中できる
勉強に没頭していったのです。
やめられない最大の理由は
他にもあります。
嫌な感情・感覚を避けることで
彼女には必ず
「心理的な何らかのメリット」
を得ているからです。
アルコール依存
薬物依存
恋愛依存
性依存
ギャンブル依存
勉強依存
「依存症って苦しいだけなのに！」
そう感じるかもしれません。
彼女の場合、
男兄弟に打ち勝ち
もらいたかった親からの承認
ネグレクトで構ってもらえず
頑張ることで「目に見える評価」は
親の賞賛や自慢の子どもになりました。
事実、彼女の母親は
子どもの手柄である
有名大学合格、自慢できる転職や
子どもたちの結婚や孫の出産まで
周りに自慢してマウントする人でした。
親子は
「利用」という名の繋がりでした。
先述した通り
大人になって華やかな世界で
喉から手が出るほど欲しかった
「承認」「賞賛」がもらえて
成功体験も積んでいます。
依存症に関わらず
すべての現実問題は、
「感じたくない感情・感覚を
避けるために」
別の問題行動で
感じないようにしている。
更に
やめられない最大の理由
「何らかの心理的なメリット」
”隠れた果実”があるから。
彼女にとっての”隠れた果実”は
親からの賞賛と承認でした。
人は旨みを知るとやめられません。
たとえ人生を蝕む
毒リンゴでも。
それを手放して
自分の自由な人生を生きない限り…
「もうこんなバカなこと、やめたい！！」
「もう、嫌だ！」
そう思えたなら
変わるチャンスです。
心理セラピストは
あなたと一緒に向き合い
現実問題の解決サポートしています。
ではまた次回
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まずは現状の問題整理から
「変わるきっかけの一歩」に
使ってみてくださいね。
今日の質問
「しないではいられない」
「やめたいけどやめられない」
「頭ではわかっているのに…」
あなたにとってそう感じる
問題行動は何ですか？
問題行動をしてしまう瞬間、
どんな感覚・感情が起こっていますか？
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