模試の結果が毎回合格圏でも、
成績上位者に名前が載っていても、
その日の、その一度の試験で結果が出なければ、何の意味もない。
「これまでの努力は無駄にならない」
そう言われても、それはきっと、気持ちをおさめるための慰めにしかならない。
せっかく周りから「優秀な子」だと思ってもらえているのに、
もし落ちたら、
「ああ、ダメだったんだ」と思われる。
そう思うと、
もう戦いたくない、とさえ思ってしまう。
母は、精神的に、ずっと良くない状態が続いている。
それなのに、この先に待っているのが絶望だったら。
「あの一年は何だったんだろう」と、
きっと私は後悔する。
こんなに頑張ってきたのだから、
どうか結果につながってほしい。
でも、トップ校を目指している以上、
頑張っているのはうちだけじゃない。
みんな頑張っている。
「誰よりも頑張った」なんて、
そんなことは言えない。
そんな中で、
我が子は相変わらず、
やりたいことだらけだ。
勉強だけにすべてを捧げるわけでもなく、
やりたいことを諦めるわけでもなく、
今日もあれこれ自分の道を進んでいる。
この選択が、
吉と出るのか、凶と出るのか。
正解なんて、
今は誰にも分からない。
それでも我が子の選択に口を出す気はない。
やりたいことを諦めないのも我が子の選択。
母のジェットコースターのような感情は胸にしまう。
私は、
来年の春、
笑えているのだろうか。
