平日は、やりたいことに追われて勉強時間がなかなか確保できない。


だから、その分を休日に取り戻す。


そう言っていたけれど、

やっぱり、予想通り、

そうはいかないね。


「そろそろ勉強するか」となると、


お腹が痛い。

頭が痛い。


勉強に取りかかろうとすると、身体がそう訴えている。


本人は、自分では勉強が嫌いではないと思っている。


でも、

身体は正直だ。


きっと、疲れているんだと思う。


月曜日から土曜日まで、やりたいことに追われる毎日。


日曜日も模試が入ることが多くて、

その中で勉強に必要なインプットの時間を確保するのは、決して簡単なことではない。


今の時期に少しでも多く勉強しないと厳しい。

少しでも多く知識を入れないと…

そう思うのが親だ。


でも、

身体より大切なものなんて、ないから。

身体を優先する。





私が大切にしたいと思っていることがある。

「やりたい」と思ったことを、

受験のために諦めさせることはしたくない。


きっと、

今やりたいことを諦めた経験は、

合格したかどうかとは別のところで、

その子の中に一生残ると思うから。


だから、

やりたいなら、やればいい。


私はそう思う。


もちろん、親から見れば、

今のまま全部を抱えたまま進めば、

いつか何かを得られなくなるだろうと感じている。


全部を手に入れることが、

そんなに簡単ではないことも知っている。


でも、

それも含めて経験なんじゃないかと思う。


やってみて、

できなくて、

悩んで、

自分で何かを選ぶ。


その経験をすることまで、

親が先回りして奪ってはいけない。


親が「こっちが正解」と決めて、

子どもをそこへ連れていくのではなく、


自分で決めることを邪魔しない。


その子が自分の人生を、

自分で選んでいけるようにする。


それが私の子育ての信念なんだと思う。


……なんて言いながら、

実際には、ものすごく難しい。


勉強していなければ本音を言えば焦る。


「このままで大丈夫なの?」

何度も自分に問いかける。


それでも今日も、

自分に言い聞かせる。


親が正解を選ぶんじゃない。


この子自身が選ぶんだ。


その選択が、

正解だったか、間違いだったか。


それを決めるのも、

きっと本人なんだと思う。


だから私は、

その選択をできるだけ邪魔しない親でいたい。


たとえその先に、

思い通りにならない結果が待っていたとしても。


「あのとき、こうすればよかった」と親が後悔することより、


「自分で選んだ」と、

この子自身が思える人生であってほしい。


私は、

この子に自分が納得できる人生を、生きてほしい。


そのために今、

親としてできることは何なのか。


今日もまた、

今、もまた、

自分に問いかけている。


 


 

 



 

 


 

 

 

 

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