リハビリ屋勉強会 筋膜とムーブメントサイエンスの視点からのアプローチ 3回コースのお知らせ | リハビリ屋のブログ

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仕事(理学療法士)関係のこと、リハビリ屋で行っている研修会のこと、そして趣味(車、バイク、スポーツ)のことを適当に書いています。気が向いたときに更新してます。以前にこちらで書いていたボクシング系フィットネスのジムに関係することは別のblogに書いています。


4月からのリハビリ屋勉強会は筋膜について学びます。3回コースの勉強会となっております。

テーマ
運動器の不調に対する筋膜とムーブメントサイエンスの視点からのアプローチ

今回は筋骨格系と筋膜に的を絞って、ムーブメントサイエンス視点を絡めお話しいただきます。
もちろんリハビリ屋勉強会ですから、実技をふんだんに取り入れた内容となっております。

※ムーブメントサイエンスとは

モーターコントロール、バイオメカニクス、運動生理学を含む人の動きを科学するもの

人の「動き」を科学的な視点から考えます。
動きを評価して、その動きを変化させることで不調やパフォーマンスを解決していく分野になります。

動きを評価するものとして、
姿勢観察、
運動パターン検査、
筋の長さ検査、
機能的運動検査(歩行、スクワットなど)
が含まれます。

<第1回> 膝痛に対するアプローチ

2020年4月12日 10:00~16:00(予定)

膝痛に対して姿勢や動きのパターンから原因を紐解くコースです。
不適切な姿勢や動きは膝関節や膝周囲の筋・腱に慢性的かつ習慣的にストレスを加えます。
膝周囲を徒手的に施術しても膝にストレスを加えている姿勢や動き方自体を変化させなければ根本的な解決にはなりません。
特に筋膜の滑りが悪くなると姿勢や動き方が変化してしまう他、十分に筋力が発揮できなくなったり、固有受容器としての働きが乏しくなります。
そのため、まずは膝まわりの筋膜の状態を整えたあとに、姿勢や動き方を整える運動療法へと展開していくのが理想です。
今回は膝痛に対する筋膜の調整から段階的な運動療法までを解説していきます。
 
◯体幹と下肢帯を中心とした姿勢観察
◯下肢の運動パターン検査と治療
◯下肢の筋の長さ検査と治療
◯下肢の筋膜の評価と治療
◯分離運動から基礎的な運動までの段階的なコレクティブエクササイズ
 
<第2回>肩・首痛に対するアプローチ

2020年5月10日 10:00~16:00(予定)

肩・首のコリや痛みに対して姿勢や動きのパターンから原因を紐解くコースです。
慢性的かつ習慣的な不良な姿勢や動作パターンは筋膜や筋肉の構造を変化させてしまいます。
構造が変化した筋膜や筋肉はさらに不良姿勢や不適切な運動パターンを助長させ、不調の悪循環に陥ります。
今回のコースでは、この悪循環を断ち切るために、まず肩や首にストレスをかけやすい筋膜や筋肉の構造を変化させていきます。
その後に、肩・首に負担の少ない姿勢や動き方を習得するための段階的な運動療法を解説していきます。
 
◯頸部・上肢帯を中心とした姿勢観察
◯上肢の運動パターン検査と治療
◯上肢の筋の長さ検査と治療
◯上肢の筋膜の評価と治療
◯分離運動から基礎的な運動までの段階的なコレクティブエクササイズ
 
 
<第3回> 全身統合編

2020年6月14日 10:00~16:00(予定)

人の体は部分の集合体ではなく、全体が1つになってはじめて機能します。そのため下肢の不調が上肢帯に影響を及ぼすことも、またその逆もあります。日常動作や多くのスポーツ動作は下半身と上半身が連動することで可能となっており、どこか一部でもうまく機能しなければ、隣接部位もしくは遠く離れた部位で代償してしまいます。
今回のコースでは、下肢帯と上肢帯の相互に関係している不調に対して筋膜の調整と姿勢や運動パターンの修正から紐解いていきます。
 
◯全身の姿勢観察
◯下肢帯と上肢帯の繋がりを考慮した運動パターン検査
◯下肢帯と上肢帯をつなぐ筋膜の評価と治療
◯基礎的な運動〜統合された運動までの段階的なコレクティブエクササイズ


【プロフィール】
◯中村雄一(なかむら ゆういち)
◯株式会社TRIGGER所属 筋膜調整セラピスト
◯理学療法士
◯Fascial Manipulation®認定 Specialist
◯Movement Links®認定 Specialist
◯3DMAPS®認定者
 
広島の医療法人社団飛翔会グループで約14年間、老若男女、プロ・アマ・学生問わず一般整形からアスレティック・リハビリテーションまで幅広く担当。また現場での臨床の傍ら、リハ・トレーニング部門の教育責任者として各施設の現場対応力の底上げに貢献。2019年9月より株式会社TRIGGERにて自費整体サロンにて運動器や内部機能障害、自律神経トラブルに対して筋膜の観点から施術を行っている。月に一度、遅沢バレエスタジオにてバレエダンサーを中心に筋膜調整とケガ予防やパフォマンスアップのためのフィジオトレーニングを担当している。
2018年8月に姿勢や運動パターンを科学し修正して運動器の不調を解決するムーブメントサイエンスという分野の国際認定資格(Movement Links®Specialist)を取得。翌9月には世界的に注目されている筋膜の徒手療法であるFascial Manipulation®の国際認定資格(Fascial Manipulation®Specialist)を取得。

お申し込み、お問い合わせはこちら
メールアドレス:リハビリ屋(rehabiliya)@gメール(gmail.com)
(担当 冨永まで)

件名 筋膜とムーブメントサイエンスの勉強会
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