リハビリ屋勉強会 8月 「基礎から学ぶ徒手医学」イントロダクションコースを終えて | リハビリ屋のブログ

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仕事(理学療法士)関係のこと、リハビリ屋で行っている研修会のこと、そして趣味(車、バイク、スポーツ)のことを適当に書いています。気が向いたときに更新してます。以前にこちらで書いていたボクシング系フィットネスのジムに関係することは別のblogに書いています。

明けて日曜日、会場をレインボーロード沿いに位置する泉の里3号館にお願いしました。
眺めのよい所で、研修会場からは大村が一望できます。
普段デイサービスに使用しているお部屋をお借りして、今回の勉強会が始まりました。


今回のタイトルは
痛みのコントロールのプロを目指すための「基礎から学ぶ徒手医学」イントロダクションコース
~「非特異的腰痛症のfunctional core trainingの実際」~
です。

特異的な腰痛症と非特異的な腰痛、皆さんの病院を受診される患者様、どちらのタイプの腰痛が多いですか? 
レントゲン所見と合わないとか、神経症状が一致しないとか、日常の業務の中で教科書に出てくるような患者様はそれほど多くはない。
どの様に患者様と向き合うか?
荒木先生の話に参加者の皆さんが集中していきます。
土曜日の触診セミナーと違い、日曜日はプロジェクターがお借りできました。泉の里様には本当にお世話になりました。

ファンクショナル・コア・トレーニングってなんだ?!ですよね。
荒木先生が勉強会で言われたのは、即効性!直ぐに効果が出なければ、患者様は信用してくれない。いろんな病院を回って自分の所へ来たのならば、ここでその人の痛みをとる。
何のために問診をするのか、散々他所で受けてきた治療と被らないため。何処でも同じ治療をする、もしくは効果のうすい治療を行ったために患者様は信用しなくなり他所を探す。
痛いときに痛みを抑えるようなテクニックを持っていないと、患者様は治療者の言葉に耳を傾けないし、次の病院を探し始める。
痛くなくなって出来る訓練ならば、PTでなくても出来る。痛みがあるなかで痛みを出さずに効果のある、速効性のある理学療法を提供できなければ今後の我々の未来は明るくならない。

痛みがあるときに展開できる理学療法としてファンクショナル・コア・トレーニングをお話しいただきました。

やはり、しっかりとした触診技術、疾患に対する知識、治療テクニック、それらを適材適所に扱えるセンスが大切ですね。
患者様に何を提供できるのか?自分のところで患者様の悩みを取り除くことができるのか?
常に自問自答しながら自分を磨かねばなりません。

来月の勉強会も楽しみです。